メモリ パネルには、サーバ全体とグループのメモリ使用率の統計情報が表示されます。CPU パネルと同様に、グループは、メモリを使用しているリソース プール、実行中の仮想マシン、またはその他のワールドに対応します。

メモリ パネルの最上部にある最初の行には、現在時刻、最後のリブートからの時間、現在実行中のワールドの数、およびメモリ オーバーコミットの平均が表示されます。メモリ オーバーコミットの平均は、過去 1 分間、5 分間、および 15 分間について表示されます。メモリ オーバーコミットが 1.00 の場合、100 パーセントのメモリ オーバーコミットを意味します。

表 1. メモリ パネルの統計情報

フィールド

説明

PMEM (MB)

サーバのマシン メモリ統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

total

サーバ内のマシン メモリの合計量。

vmk

ESXi VMkernel によって使用されているマシン メモリの量。

other

ESXi VMkernel 以外のすべてで使用されているマシン メモリの量。

free

空きマシン メモリの量。

VMKMEM (MB)

ESXi VMkernel のマシン メモリ統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

managed

ESXi VMkernel によって管理されているマシン メモリの合計量。

min free

ESXi VMkernel が空きにしておこうとするマシン メモリの最小量。

rsvd

リソース プールによって現在予約されているマシン メモリの合計量。

ursvd

現在未予約のマシン メモリの合計量。

状態

現在のマシン メモリの可用性状態。値は、high、soft、hard、low のいずれかです。high はマシン メモリにプレッシャーがかかっていないこと、low はかかっていることを意味します。

NUMA (MB)

ESXi の NUMA 統計情報を表示します。この行は ESXi ホストが NUMA サーバで実行されている場合にのみ表示されます。値はすべてメガバイト単位です。

サーバ内の NUMA ノードごとに 2 つの統計情報が表示されます。

  • ESXi によって管理されている、NUMA ノード内のマシン メモリの合計量。

  • 現在空きである、ノード内のマシン メモリの量 (括弧内)。

メモリがオーバーコミットされている場合、ESXi ホストの共有メモリがメモリの合計量よりも大きくなることがあります。

PSHARE (MB)

ESXi のページ共有統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

共有

共有されている物理メモリの量。

common

ワールド間で共通のマシン メモリの量。

saving

ページ共有によって節約されたマシン メモリの量。

shared = common + saving

SWAP (MB)

ESXi のスワップ使用率統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

curr

現在のスワップ使用率。

rclmtgt

ESXi システムが予想するメモリ解放。メモリは、スワップまたは圧縮で解放できます。

r/s

ESXi システムによってディスクからメモリがスワップされる率。

w/s

ESXi システムによってディスクにメモリがスワップされる率。

ZIP (MB)

ESXi のメモリ圧縮統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

zipped

圧縮された物理メモリの合計。

saved

圧縮によって節約されたメモリ。

MEMCTL (MB)

メモリ バルーン統計情報を表示します。値はすべてメガバイト単位です。

curr

vmmemctl モジュールを使用して解放された物理メモリの合計量。

target

vmmemctl モジュールを使用して解放することを ESXi ホストが試みる物理メモリの合計量。

max

vmmemctl モジュールを使用して ESXi ホストが解放できる物理メモリの最大量。

AMIN

このリソース プールまたは仮想マシンのメモリ予約。

AMAX

このリソース プールまたは仮想マシンのメモリ制限。-1 の値は制限なしを意味します。

ASHRS

このリソース プールまたは仮想マシンのメモリ シェア。

NHN

リソース プールまたは仮想マシンの現在のホーム ノード。この統計情報は、NUMA システム上でのみ有効です。仮想マシンにホーム ノードがない場合、ダッシュ (-) が表示されます。

NRMEM (MB)

仮想マシンまたはリソース プールに割り当てられている現在のリモート メモリ量。この統計情報は、NUMA システム上でのみ有効です。

N% L

ローカルの仮想マシンまたはリソース プールに割り当てられているメモリの現在のパーセンテージ。

MEMSZ (MB)

リソース プールまたは仮想マシンに割り当てられている物理メモリの量。VMM グループおよび VMX グループの値は同じです。

MEMSZ = GRANT + MCTLSZ + SWCUR + "一度も使用していないメモリ"

GRANT (MB)

リソース プールまたは仮想マシンにマッピングされたゲスト物理メモリの量。消費されたホスト マシン メモリは、GRANT から SHRDSVD を引いた値に相当します。VMM グループおよび VMX グループの値は同じです。

CNSM

仮想マシンによって使用されているメモリの量。仮想マシンによって使用されているメモリは、仮想マシン ゲスト OS が現在使用しているメモリの量と同じです。ただし、仮想マシンでメモリ共有が有効な場合に共有用に確保されているメモリの量と、仮想マシン メモリの一部が圧縮されている場合に確保されているメモリの量は除きます。メモリ共有とメモリ圧縮の詳細については、vSphere のリソース管理 のドキュメントを参照してください。

SZTGT (MB)

ESXi VMkernel がリソース プールまたは仮想マシンに割り当てようとしているマシン メモリの量。VMM グループおよび VMX グループの値は同じです。

TCHD (MB)

リソース プールまたは仮想マシンの作業セットの見積もり。VMM グループおよび VMX グループの値は同じです。

%ACTV

ゲストによって参照されているゲスト物理メモリのパーセンテージ。これは瞬時値です。

%ACTVS

ゲストによって参照されているゲスト物理メモリのパーセンテージ。これは低速移動平均です。

%ACTVF

ゲストによって参照されているゲスト物理メモリのパーセンテージ。これは高速移動平均です。

%ACTVN

ゲストによって参照されているゲスト物理メモリのパーセンテージ。これは概算値です (この統計情報は、VMware での使用目的でのみ表示されることがあります)。

MCTL?

メモリ バルーン ドライバがインストールされているかどうか。N が 「いいえ」、Y が 「はい」 を意味します。

MCTLSZ (MB)

バルーニングの方法によってリソース プールから解放された物理メモリの量。

MCTLTGT (MB)

バルーニングの方法によって ESXi システムがリソース プールまたは仮想マシンから解放を試みる物理メモリの量。

MCTLMAX (MB)

バルーニングの方法によって ESXi システムがリソース プールまたは仮想マシンから解放できる物理メモリの最大量。この最大量は、ゲスト OS のタイプに依存します。

SWCUR (MB)

このリソース プールまたは仮想マシンの現在のスワップ使用率。

SWTGT (MB)

ESXi ホストが予想する、リソース プールまたは仮想マシンによるスワップ使用率のターゲット。

SWR/s (MB)

リソース プールまたは仮想マシンのディスクから ESXi ホストがメモリをスワップ インする速度。

SWW/s (MB)

リソース プールまたは仮想マシンのメモリを ESXi ホストがディスクにスワップする速度。

LLSWR/s (MB)

メモリがホスト キャッシュから読み取られる速度。読み取りおよび書き込みは VMM グループにのみ関係するため、VM グループの LLSWAP 統計量は表示されません。

LLSWW/s (MB)

メモリが様々なソースからホスト キャッシュに書き込まれる速度。読み取りおよび書き込みは VMM グループにのみ関係するため、VM グループの LLSWAP 統計量は表示されません。

CPTRD (MB)

チェックポイント ファイルから読み取られたデータの量。

CPTTGT (MB)

チェックポイント ファイルのサイズ。

ZERO (MB)

リソース プールまたは仮想マシンの、消去された物理ページ。

SHRD (MB)

リソース プールまたは仮想マシンの、共有された物理ページ。

SHRDSVD (MB)

リソース プールまたは仮想マシンの共有ページのために保存されたマシン ページ。

OVHD (MB)

リソース プールの現在のスペース オーバーヘッド。

OVHDMAX (MB)

リソース プールまたは仮想マシンによって招来される可能性がある最大スペース オーバーヘッド。

OVHDUW (MB)

ユーザー ワールドの現在のスペース オーバーヘッド(この統計情報は、VMware での使用目的でのみ表示されることがあります)。

GST_NDx (MB)

NUMA ノード x のリソース プールに割り当てられたゲスト メモリ。この統計情報は NUMA システム上でのみ有効です。

OVD_NDx (MB)

NUMA ノード x のリソース プールに割り当てられた VMM オーバーヘッド メモリ。この統計情報は NUMA システム上でのみ有効です。

TCHD_W (MB)

リソース プールの書き込み作業セットの見積もり。

CACHESZ (MB)

圧縮メモリ キャッシュのサイズ。

CACHEUSD (MB)

使用されているメモリ圧縮キャッシュ。

ZIP/s (MB/s)

1 秒あたりに圧縮されるメモリ。

UNZIP/s (MB/s)

1 秒あたりに圧縮解除されるメモリ。

表 2. メモリ パネルの対話コマンド

コマンド

説明

M

リソース プールまたは仮想マシンを MEMSZ 列によってソートします。これがデフォルトのソート順序です。

B

リソース プールまたは仮想マシンを Group Memctl 列によってソートします。

N

リソース プールまたは仮想マシンを GID 列によってソートします。

V

仮想マシン インスタンスのみを表示します。

L

表示される NAME 列の長さを変更します。