バージョン 5.x の vSphere Distributed Switch を以降のバージョンにアップグレードできます。アップグレードを行うと、新しいバージョンでしか備えていない機能を Distributed Switch で活用できるようになります。
Distributed Switch のアップグレードは無停止で行えます。すなわち、スイッチに接続されたホストや仮想マシンでダウンタイムは発生しません。
注:
アップグレードが失敗したときに仮想マシンおよび VMkernel アダプタの接続を復元できるようにするには、Distributed Switch の構成をバックアップします。
正常にアップグレードされなかった場合に、そのポート グループと接続されたホストを持つスイッチを再作成するには、スイッチ構成ファイルをインポートします。vSphere Distributed Switch 構成のエクスポートおよびvSphere Distributed Switch 構成のインポートを参照してください。
前提条件
- vCenter Server をバージョン 6.5 にアップグレードします。
- Distributed Switch に接続されたすべてのホストを ESXi 6.5 にアップグレードします。
手順
結果
強化された LACP サポートへの変換については、vSphere Distributed Switch での強化された LACP サポートへの変換を参照してください。
Network I/O Control バージョン 3 への変換については、vSphere Distributed Switch での Network I/O Control バージョン 3 へのアップグレードを参照してください。