DRS の障害が発生すると、DRS アクションが生成できない理由 (またはマニュアル モードによる推奨アクション) が表示されます。 このセクションで DRS の障害を定義します。 仮想マシンが固定されているDRS が仮想マシンで無効になっているためにその仮想マシンを移動できない場合、この障害が発生します。つまり、その仮想マシンは、登録先のホストに 「固定」 されています。 仮想マシンがいずれのホストとも互換性がない仮想マシンを実行できるホストを DRS が見つけられない場合、この障害が発生します。 異なるホストへの移動時に仮想マシン間の DRS ルール違反が発生する複数の仮想マシンが同じホスト上で実行され、別のホストに移動できないアフィニティ ルールを互いに持っている場合、この障害が発生します。 ホストに仮想マシンとの互換性がないDRS が仮想マシンをホストに移行すると判断した場合に、そのホストに仮想マシンとの互換性がないことが検出されると、この障害が発生します。 仮想マシン間の DRS ルールに違反する仮想マシンがホストにある仮想マシンがパワーオンされたり、vMotion の実行によって移動されたりしたときに、仮想マシン間の DRS ルールに違反すると、この障害が発生します。 仮想マシン用の十分なキャパシティがホストにない仮想マシンを実行するための十分な CPU またはメモリ キャパシティがホストにない場合、この障害が発生します。 ホストの状態が正しくないDRS によるアクションが必要な場合に、ホストがメンテナンス状態またはスタンバイ状態に切り替わると、この障害が発生します。 仮想マシン用の物理 CPU の数がホストで不足している仮想マシン内の仮想 CPU 数に対応できる十分な物理 CPU (ハイパースレッド) がホストのハードウェアにない場合、この障害が発生します。 各仮想マシン CPU 用の十分なキャパシティがホストにない仮想マシンを実行するのに十分な CPU キャパシティがホストにない場合、この障害が発生します。 仮想マシンが vMotion 処理中である仮想マシンが vMtion 処理中であるために DRS が仮想マシンを移動できない場合、この障害が発生します。 クラスタにアクティブなホストがない仮想マシンの移動先となるクラスタに、メンテナンス モード以外で接続中のホストがない場合、この障害が発生します。 リソース不足行なおうとした処理がリソースの構成ポリシーと競合している場合、この障害が発生します。 HA 用として構成されたフェイルオーバー レベルを満たすための十分なリソースがないフェイルオーバー用に予約された CPU またはメモリ リソースの HA 構成が違反している場合、または DRS 操作による検討中にその構成を満たすことができない場合、この障害が発生します。 互換性のあるハード アフィニティ ホストがない必須となっている仮想マシンとホスト間の DRS アフィニティ ルールまたは非アフィニティ ルールを満たすホストを仮想マシンで利用できません。 互換性のあるソフト アフィニティ ホストがない望ましい仮想マシンとホスト間の DRS アフィニティ ルールまたは非アフィニティ ルールを満たすホストを仮想マシンで利用できません。 ソフト ルール違反の修正が許可されていないDRS 移行のしきい値が必須のみに設定されている。 ソフト ルール違反の修正による影響修正によってパフォーマンスに影響するため、必須ではない仮想マシンとホスト間の DRS アフィニティ ルールの修正が発生しません。