vSphere Web Client から、セキュリティ プロファイルに一覧表示されているいずれかのサービスを有効または無効にできます。

インストール後に特定のサービスがデフォルトで実行され、その他のサービスは停止します。vSphere Web Client ユーザー インターフェイスでサービスを使用できるようにするには、事前に追加の設定が必要になる場合もあります。たとえば、NTP サービスは正確な時間情報を取得するための方法の 1 つですが、このサービスはファイアウォール内に必要なポートが開いている場合にのみ動作します。

前提条件

vSphere Web Client を使用して vCenter Server に接続します。

手順

  1. vSphere Web Client インベントリでホストに移動して参照し、ホストを選択します。
  2. [構成] をクリックします。
  3. [システム] で、[セキュリティ プロファイル] を選択し、[編集] をクリックします。
  4. 変更するサービスまでスクロールします。
  5. [サービスの詳細] ペインで、ホストのステータスを 1 回だけ変更する場合は [開始][停止]、または [再起動] を選択し、ホストのステータスを変更して再起動後もその変更を維持する場合は [起動ポリシー] メニューから選択します。
    • [いずれかのポートが開くと自動的に開始し、すべてのポートが閉じると停止]:これらのサービスのデフォルトの設定です。いずれかのポートが開いている場合、クライアントはサービスのネットワーク リソースへの接続を試みます。いくつかのポートが開いていて、特定のサービス用のポートが閉じている場合、この試行は失敗します。該当する発信ポートが開いている場合、サービスはその起動の実行を開始します。
    • [ホストに連動して開始および停止]:サービスは、ホストが起動した直後に開始され、ホストがシャットダウンする直前に終了します。[いずれかのポートが開くと自動的に開始し、すべてのポートが閉じると停止] と同様に、このオプションで、サービスはそのタスクの完了を定期的に試行します (指定された NTP サーバとの接続など)。ポートが閉じていたが、その後開いた場合、クライアントはその直後にタスクの実行を開始します。
    • [手動で開始および停止]:ホストは、ポートが開いているかどうかにかかわらず、ユーザーが決定したサービス設定を保持します。ユーザーが NTP サービスを起動する場合、そのサービスはホストがパワーオン状態にあるかぎり、実行を続けます。サービスが起動されてホストがパワーオフ状態にある場合、そのサービスはシャットダウン プロセスの一環として停止されます。しかし、ホストがパワーオン状態になった直後に、そのサービスはユーザーにより決定された状態を保持して、再び起動されます。
    注: これらの設定は、 vSphere Web Client または vSphere Web Services SDK で作成したアプリケーションを通じて構成されたサービス設定のみに適用されます。 ESXi Shell または構成ファイルなど、その他の方法で行なった構成は、これらの設定の影響を受けません。