vSphere Web Client または esxcli system syslog vCLI コマンドを使用して syslog サービスを構成できます。
esxcli system syslog コマンドや他の vCLI コマンドの使用方法の詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイス スタート ガイド』を参照してください。
手順
- vSphere Web Client のインベントリでホストを選択します。
- [構成] をクリックします。
- [システム] の下で [システムの詳細設定] をクリックします。
- syslog でフィルタリングします。
- ログの収集をグローバルに設定するには、変更する設定を選択し、[編集] をクリックします。
オプション 説明 Syslog.global.defaultRotate 保持するアーカイブの最大数です。この数字はグローバルに、また個別のサブロガーについて設定できます。 Syslog.global.defaultSize システムのログ ローテーションを行う前のログのデフォルト サイズ(KB 単位)です。この数字はグローバルに、また個別のサブロガーについて設定できます。 Syslog.global.LogDir ログが保管されるディレクトリです。ディレクトリは、マウントされた NFS または VMFS ボリュームに配置できます。リブート後も変わらないのは、ローカル ファイル システムの/scratch ディレクトリのみです。ディレクトリを [datastorename] path_to_file と指定します。ここで、パスはデータストアをバッキングするボリュームのルートへの相対パスです。例えば、パスの [storage1] /systemlogs はパスの /vmfs/volumes/storage1/systemlogs にマッピングします。 Syslog.global.logDirUnique このオプションを選択すると、ESXi ホストの名前を持つサブディレクトリを [Syslog.global.LogDir] で指定されるディレクトリの下に作成します。同一の NFS ディレクトリが複数の ESXi ホストによって使用される場合、固有のディレクトリを作成しておくと便利です。 Syslog.global.LogHost Syslog メッセージの転送先のリモート ホストと、そのリモート ホストが Syslog メッセージを受信するポート。ssl://hostName1:1514 のように、プロトコルとポートを含めることができます。UDP(ポート 514 でのみ)、TCP、および SSL がサポートされています。リモート ホストには Syslog がインストールされ、転送された Syslog メッセージを受信するように正しく設定されている必要があります。設定情報については、リモート ホストにインストールされた Syslog サービスのドキュメントを参照してください。 - (オプション) 任意のログに対して、デフォルトのログ サイズとログ ローテーションを上書きします。
- カスタマイズするログの名前をクリックします。
- [編集] をクリックし、ローテーション数とログ サイズを入力します。
- [OK] をクリックします。
結果
Syslog オプションの変更がすぐに有効になります。