RDM を使用する場合には、いくつかの注意事項と制限事項があります。
- RDM は直接接続ブロック デバイスまたは特定の RAID デバイスに使用できません。RDM は SCSI シリアル番号を使用して、マップされたデバイスを識別します。ブロック デバイスおよび一部の直接接続 RAID デバイスはシリアル番号をエクスポートしないので、このようなデバイスは RDM を使用できません。
- 物理互換モードで RDM を使用している場合には、ディスクとスナップショットを併用できません。物理互換モードでは、仮想マシンで、独自のストレージ ベース、スナップショットまたはミラーリング処理を管理できます。
仮想マシン スナップショットは、仮想互換モードで RDM に使用可能です。
- ディスク パーティションにマップできません。RDM ではマップされたデバイスが LUN 全体であることが求められます。
- vMotion で RDM を使用する仮想マシンを移行する場合、参加するすべての ESXi ホストで RDM の一貫した LUN ID を維持するようにしてください。
- フラッシュ読み取りキャッシュは物理互換の RDM をサポートしていません。仮想互換の RDM はフラッシュ読み取りキャッシュでサポートされています。