容量の自動再利用をサポートしていない VMFS データストアでは、esxcli コマンドを使用して、未使用のストレージ容量を手動で再利用できます。
プロシージャの --server=server_name は、ターゲット サーバを指定します。指定された接続先サーバーはユーザー名とパスワードの入力を促します。構成ファイルやセッション ファイルなど、他の接続オプションもサポートされています。接続オプションのリストについては、『vSphere Command-Line Interface スタート ガイド』を参照してください。
前提条件
vCLI をインストールするか、vSphere Management Assistant (vMA) 仮想マシンを導入します。vSphere Command-Line Interface スタート ガイド を参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shell で esxcli コマンドを実行します。
手順
- シン プロビジョニング デバイスの未使用のストレージ ブロックを再利用するには、次のコマンドを実行します。
esxcli --server=server_name storage vmfs unmap
このコマンドには次のオプションがあります。
オプション |
説明 |
-l|--volume-label=volume_label |
マップ解除する VMFS ボリュームのラベル。必須の引数です。この引数を指定した場合、-u|--volume-uuid=volume_uuid は使用しないでください。 |
-u|--volume-uuid=volume_uuid |
マップ解除する VMFS ボリュームの UUID。必須の引数です。この引数を指定した場合、-l|--volume-label=volume_label は使用しないでください。 |
-n|--reclaim-unit=number |
反復ごとにマップ解除する VMFS ブロックの数。オプションの引数です。指定されていない場合、コマンドはデフォルト値の 200 を使用します。 |
- マッピング解除処理が完了したかどうかを確認するには、vmkernel.log ファイルでマッピング解除を検索します。