vCLI を使用して、指定するターゲットについて iSCSI セッションを追加する、または既存のセッションを複製します。セッションを複製すると、デフォルトのセッション数が増え、ストレージ システムへの追加パスが作成されます。
プロシージャの --server=server_name は、ターゲット サーバを指定します。指定された接続先サーバーはユーザー名とパスワードの入力を促します。構成ファイルやセッション ファイルなど、他の接続オプションもサポートされています。接続オプションのリストについては、『vSphere Command-Line Interface スタート ガイド』を参照してください。
前提条件
vCLI をインストールするか、vSphere Management Assistant (vMA) 仮想マシンを導入します。vSphere Command-Line Interface スタート ガイド を参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shell で esxcli コマンドを実行します。
手順
- ♦ iSCSI セッションを追加または複製するには、次のコマンドを実行します。
esxcli --server=server_name iscsi session addこのコマンドには次のオプションがあります。
オプション 説明 -A|--adapter=str たとえば、iSCSI アダプタ名は vmhba34 です。このオプションが必要とされます。 -s|--isid=str 複製するセッションの ISID。すべてのセッションを一覧表示することで確認できます。 -n|--name=str iSCSI ターゲット名、たとえば、iqn.X。
次のタスク
iSCSI アダプタを再スキャンします。