仮想マシン作成後、vmkfstools コマンドを使用して、仮想マシンに割り当てられたディスクのサイズを拡張できます。
-X|--extendvirtualdisk newSize[bBsSkKmMgGtT]
newSize
パラメータを指定し、末尾に適切な単位を追加します。単位のタイプに大文字と小文字の区別はありません。vmkfstools
は、k
と K
のいずれも KB として認識します。単位のタイプを指定しない場合、vmkfstools
ではデフォルトで KB に設定されます。
newSize
パラメータは、ディスクに追加するサイズではなく、新しいサイズ全体を定義します。
たとえば、4 g の仮想ディスクを 1 g 分拡張するには、次のように入力します。vmkfstools -X 5gdisk name。
-d eagerzeroedthick オプションを使用することによって、仮想ディスクを eagerzeroedthick フォーマットに拡張できます。
-X
オプションを使用する場合は、次の考慮事項が適用されます。
- スナップショットが関連付けられている仮想マシンの基本ディスクを拡張しないでください。拡張すると、スナップショットのコミットや、ベース ディスクの元のサイズへの復元ができなくなります。
- ディスクの拡張後、ディスクのファイル システムの更新が必要な場合があります。その結果、ゲスト OS はディスクの新しいサイズを認識し、使用できるようになります。