ストレージ デバイスに VMFS データストアのコピーが含まれている場合、既存の署名を使用してデータストアをマウントするか、新たに署名を割り当てることができます。
ストレージ デバイスに作成された各 VMFS データストアには一意の署名(UUID とも呼ばれる)があり、ファイル システム スーパーブロックに格納されています。ストレージ デバイスを複製する場合、またはそのスナップショットをアレイ側で作成する場合、コピーされたデバイス コピーは元のデバイスとバイト単位で同じになります。たとえば、UUIDX を持つ VMFS データストアが元のストレージ デバイスに含まれている場合、コピーは、同じ UUIDX のデータストア コピーを格納しているように表示されます。
LUN のスナップショットとレプリケーションに加え、次のデバイス操作によって、
ESXi が元のデータストアのコピーとしてデバイス上のデータストアをマークします。
- LUN ID の変更
- SCSI デバイス タイプは SCSI-2 から SCSI-3 のように変わります。
- SPC-2 準拠の有効化
ESXi では、VMFS データストアのコピーを検出して vSphere Web Client に表示することができます。データストア コピーを元の UUID を使用してマウントする、または UUID を変更できます。UUID を変更するプロセスは、データストア再署名と呼ばれます。
再署名するか、再署名をせずにマウントするかは、ストレージ環境内での LUN のマスク方法によって異なります。ホストが LUN の両方のコピーを表示できる場合は、再署名が最適な方法です。