タグを使用して、データストアに関する情報をエンコードします。データストアがストレージ プロバイダで示されず、仮想マシン ストレージ ポリシー インターフェイスでそのサービスをアドバタイズしない場合に、タグが役立ちます。ストレージ プロバイダ経由で通信されないプロパティ(地理的場所や管理グループなど)を示す際に、タグを使用することもできます。

一般的なストレージ情報を含む新しいタグをデータストアに適用できます。タグ、タグのカテゴリ、およびタグの管理方法の詳細については、『vCenter Server およびホスト管理』ドキュメントを参照してください。

前提条件

必要な権限:
  • ルート vCenter Server インスタンス上の vSphere タグ付け.vSphere タグの作成
  • ルート vCenter Server インスタンス上の vSphere タグ付け.vSphere タグ カテゴリの作成
  • ルート vCenter Server インスタンス上の vSphere タグ付け.vSphere タグの割り当てまたは割り当て解除

手順

  1. ストレージ タグ用のカテゴリを作成します。
    1. vSphere Web Client のホーム ページで、[タグとカスタム属性] をクリックします。
    2. [タグ] タブ、[カテゴリ] の順にクリックします。
    3. [新しいカテゴリ] アイコンをクリックします ()。
    4. カテゴリ プロパティを指定します。次の例を参照してください。
      カテゴリ プロパティ
      カテゴリ名 ストレージの場所
      説明 ストレージの場所に関連するタグのカテゴリ
      カーディナリティ [オブジェクトあたりに多数のタグ]
      関連付け可能なオブジェクト タイプ [データストア]および[データストア クラスタ]
    5. [OK] をクリックします。
  2. ストレージ タグを作成します。
    1. [タグ] タブで、[タグ] をクリックします。
    2. [新しいタグ] アイコンをクリックします ()。
    3. タグのプロパティを指定します。次の例を参照してください。
      タグのプロパティ
      名前 テキサス
      説明 テキサスにあるデータストア
      カテゴリ ストレージの場所
    4. [OK] をクリックします。
  3. タグをデータストアに適用します。
    1. vSphere Web Client ナビゲータで、データストアを参照して移動します。
    2. データストアを右クリックして、[タグとカスタム属性] > [タグの割り当て] の順に選択します。
    3. [カテゴリ] ドロップダウン メニューから、ストレージの場所カテゴリを選択します。
    4. 該当するタグ(テキサスなど)を選択して、[割り当て] をクリックします。

結果

新しいタグがデータストアに割り当てられ、[タグ] ペインのデータストアの [サマリ] タブに表示されます。

次のタスク

仮想マシン ストレージ ポリシーを作成するときは、タグを参照して、互換性のあるストレージ リソースのリストにタグ付けされたデータストアを含めることができます。仮想マシン ストレージ ポリシーのストレージ固有ルールの作成を参照してください。

または、タグ付けされたデータストアを仮想マシン ストレージ ポリシーから除外できます。たとえばテキサスおよびカリフォルニアにある Virtual Volumes データストアは仮想マシン ストレージ ポリシーに含め、ネバダにあるデータストアは仮想マシン ストレージ ポリシーから除外できます。

仮想マシン ストレージ ポリシーでタグを使用する方法の詳細については、次のビデオをご覧ください。