ポインタ ブロック キャッシュの設定には VMFS の詳細パラメータを使用できます。

VMFS データストアにある仮想マシン ファイルのサイズが増加すると、それらのファイルで使用されるポインタ ブロック数も増加します。ポインタ ブロックは、VMFS データストアの大きい仮想マシン ファイルおよび仮想ディスクのファイル ブロックに対応するために使用されます。

ESXi ホストで、ポインタ ブロック キャッシュの最小サイズと最大サイズを構成できます。ポインタ ブロック キャッシュのサイズが設定された最大サイズに近づくと、削除メカニズムによってキャッシュから一部のポインタ ブロック エントリが削除されます。

ポインタ ブロック キャッシュの最大サイズは、VMFS データストアに存在する、開いているすべての仮想ディスク ファイルの作業サイズに基づきます。ホストのすべての VMFS データストアは 1 つのポインタ ブロック キャッシュを使用します。

最小値は、システムでのキャッシュの割り当てに保証された最小メモリに基づきます。開いているファイルの容量が 1 TB の 場合、約 4 MB のメモリが必要です。

ポインタ ブロック キャッシュの最小値および最大値を設定するには、vSphere Web Client の システムの詳細設定 ダイアログ ボックスを使用します。

表 1. ポインタ ブロック キャッシュを制御するための詳細パラメータ

パラメータ

説明

VMFS3.MaxAddressableSpaceTB

デフォルト値は 32 (TB) です。

VMFS キャッシュでサポートされる、削除が開始されるまでの開いているすべてのファイルの最大サイズ。

VMFS3.MinAddressableSpaceTB

デフォルト値は 10 (TB) です。

VMFS キャッシュでサポートが保証される、開いているすべてのファイルの最小サイズ。

esxcli storage vmfs pbcache コマンドを使用して、ポインタ ブロック キャッシュのサイズに関する情報とその他の統計情報を取得できます。この情報は、ポインタ ブロック キャッシュの最小サイズおよび最大サイズを調整する際に役立つため、最大のパフォーマンスを得ることができます。