Update Manager が実行する vCenter Server Appliance6.5 がインターネットにアクセスできない場合、Linux ベースの OS に UMDS をインストールしてパッチ バイナリとメタデータをダウンロードすることができます。

前提条件

  • UMDS をインストールする Linux マシンの管理者権限を持っていることを確認します。
  • Linux マシンに PostgreSQL データベースをインストールして構成します。
  • Linux マシンに vCenter Server Appliance6.5 の ISO ファイルをマウントします。

手順

  1. Linux マシンで、コマンド シェルを開きます。
  2. Linux マシンにマウントした vCenter Server Appliance ISO から、Linux マシンに VMware-UMDS-6.5.0.-build_number.tar.gz ファイルをコピーします。
  3. VMware-UMDS-6.5.0.-build_number.tar.gz ファイルを解凍し、新しく展開されたディレクトリ /vmware-umds-distrib に移動します。
    たとえば、 VMware-UMDS-6.5.0.-build_number.tar.gz ファイルを名前 umds で作成したディレクトリに解凍した場合、ナビゲーション パスは /umds/vmware-umds-distrib になります。
  4. ファイル UMDS インストール スクリプトを実行します。
    スクリプトのファイル名は vmware-install.pl です。
  5. エンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA) を読んで同意します。
  6. UMDS をインストールするディレクトリを選択します。
  7. UMDS プロキシ設定を入力します。
    また、以下のコマンドを使用して、UMDS をインストールした後でプロキシ構成を変更することもできます。
    vmware-umds -S --proxy <proxyAddress:port>
  8. パッチを保存するディレクトリを選択します。
    重要: : パッチ保存ディレクトリは、UMDS のインストール ディレクトリとは別にする必要があります。
  9. データベースを選択します。
    1. データベース DSN を指定します。
    2. データベース ユーザー名を指定します。
    3. データベース パスワードを指定します。
    データベースは Update Manager Download Service によって要求されるテーブルでオーバーライドされます。

結果

UMDS がインストールされます。