仮想マシンと仮想アプライアンスは、アップグレード ベースラインを含むベースライン グループを基準にして同時に手動で修正できます。また、修正操作は、都合に合わせた時間にスケジュール設定できます。

注: : Update Manager では、仮想アプライアンスと VMware Studio 2.0 以降で作成された vApp の修正がサポートされます。

仮想マシンと仮想アプライアンスを一緒に修正するには、それらがフォルダ、vApp、データ センターなどの 1 つのコンテナに含まれている必要があります。そのコンテナに、ベースライン グループか、仮想アプライアンスまたは仮想マシン用ベースラインのセットを添付します。ベースライン グループを添付する場合は、仮想マシン用と仮想アプライアンス用の両方のベースラインを含めることができます。仮想マシン用ベースラインは仮想マシンにのみ適用され、仮想アプライアンス用ベースラインは仮想アプライアンスにのみ適用されます。

仮想アプライアンスは、修正中に Update Manager サーバに接続できる必要があります。仮想アプライアンスのプロキシが、Update Manager サーバに接続できるように構成されていることを確認します。

Update Manager を使用すると、テンプレートを修正できます。テンプレートは、新しい仮想マシンの作成とプロビジョニングに使用可能な、仮想マシンのマスター コピーです。

仮想マシンの電源サイクル時に自動的に VMware Tools をアップグレードするように設定できます。詳細については、電源入れ直し時の VMware Tools のアップグレード を参照してください。

注: :

Update Manager は、仮想マシンのパッチ ベースラインをサポートしません。

ホストが IPv6 アドレスを使用して vCenter Server に接続されている場合、そのホスト上で実行される仮想マシンおよび仮想アプライアンスは、スキャンや修正ができません。

VMware vCenter Server のアプライアンスの修正はサポートされていません。仮想アプライアンスのアップグレードの詳細については、vCenter Server のアップグレードに関するドキュメントを参照してください。