他のソフトウェアが PXE ブート ESXi ホストの修正を開始できるように Update Manager を構成できます。修正により、パッチとソフトウェア モジュールがホストにインストールされますが、通常、ホスト更新は再起動後に失われます。

Update Manager [構成] タブのグローバル設定を使用すると、ESX Agent Manager、Cisco Nexus 1000V などのソリューションを有効にして、PXE ブート ESXi ホストの修正を開始できます。一方、[修正]ウィザードの [パワーオンされた PXE ブート ESXi ホストのパッチ修正を有効にする] 設定を使用すると、Update Manager が PXE ブート ホストにパッチを適用できます。

再起動後、ステートレス ホストの更新を保持するには、その更新が含まれる PXE ブート イメージを使用します。PXE ブート イメージは、Update Manager で更新を適用する前に更新できます。したがって、再起動により更新が失われることはありません。また、Update Manager 自体によってホストが再起動されることはありません。Update Manager では、PXE ブート ESXi ホストでの再起動を必要とする更新がインストールされないためです。

前提条件

必須権限:VMware vSphere Update Manager.構成

手順

  1. vSphere Web Client のホーム ビューで Update Manager アイコンを選択します。
  2. [オブジェクト] タブから、Update Manager インスタンスを選択します。
    また [オブジェクト] タブには、 Update Manager インスタンスの接続先の vCenter Server システムがすべて表示されます。
  3. [管理] タブをクリックします。
  4. [設定] をクリックし、[ホスト/クラスタ設定] を選択します。
  5. [編集] をクリックします。
    [ホスト/クラスタ設定の編集] ダイアログが開きます。
  6. [ホスト設定] で、[PXE ブート ESXi ホストでの追加ソフトウェアのインストールを許可する] を選択します。
    このオプションを使用すると、この Update Manager インスタンスで管理できる vSphere インベントリの PXE ブート ESXi ホストのソリューションに対して、ソフトウェアのインストールを有効にできます。
  7. [OK] をクリックします。