Update Manager リポジトリにインポートした ESXi 6.5 イメージを使用して、ESXi ホストのアップグレード ベースラインを作成できます。
ESXi .iso イメージを使用すると、ESXi 5.5.x ホストおよび ESXi 6.0.x ホストを ESXi 6.5 にアップグレードできます。
ホストをアップグレードするには、VMware から VMware-VMvisor-Installer-6.5.0-build_number.x86_64.iso の名前で配布されている ESXi インストーラ イメージ、または vSphere ESXi Image Builder を使用して作成されたカスタム イメージを使用します。
手順
- vSphere Web Client を使用して、vCenter Server Appliance、または Update Manager が登録されている vCenter Server システムにログインします。
- vSphere Web Client のホーム ビューで Update Manager アイコンを選択します。
- [オブジェクト] タブから、Update Manager インスタンスを選択します。
また
[オブジェクト] タブには、
Update Manager インスタンスの接続先の
vCenter Server システムがすべて表示されます。
- [管理] タブをクリックします。
- [ESXi イメージ] > [ESXi イメージをインポート] の順にクリックします。
- [ESXi イメージのインポート] ウィザードの ESXi イメージの選択ページで、アップロードする ESXi イメージを検索して選択します。
- [次へ]をクリックします。
注意: : インポート ウィザードは閉じないでください。インポート ウィザードを閉じると、アップロード処理が停止します。
- (オプション) [セキュリティ警告]ウィンドウで、証明書の警告を処理するためのオプションを選択します。
インストール時に
vCenter Server および
ESXi ホスト用に生成される証明書は、信頼性のある認証局によって署名されていません。そのため、これらのいずれかのシステムへの SSL 接続が確立するたびに、クライアントで警告が表示されます。
オプション |
アクション |
無視 |
[無視] をクリックすると、現在の SSL 証明書を引き続き使用して、アップロード プロセスを開始します。 |
キャンセル |
[キャンセル] をクリックすると、ウィンドウが閉じ、アップロード プロセスが停止します。 |
この証明書をインストールし、セキュリティ警告をすべて表示しない |
証明書をインストールし、セキュリティ警告が表示されないようにするには、このチェック ボックスを選択し、[無視] をクリックします。 |
- ファイルがアップロードされたら、[次へ] をクリックします。
- (オプション) ホスト アップグレード ベースラインを作成します。
- [ESXi イメージを使用してベースラインを作成] を選択したままにします。
- ホスト アップグレード ベースラインの名前を入力し、必要に応じて説明を入力します。
- [終了] をクリックします。
結果
アップロードした ESXi イメージが、インポートされた ESXi イメージ ペインに表示されます。ESXi イメージに含まれているソフトウェア パッケージに関するその他の情報は、ソフトウェア パッケージ ペインで確認できます。
ホスト アップグレード ベースラインも作成した場合、新しいベースラインは、[ベースラインおよびグループ] タブのベースライン ペインに表示されます。
次のタスク
環境内のホストをアップグレードするには、ホスト アップグレード ベースラインを作成する必要があります(まだ作成していない場合)。