ホストのアップグレードを完了するには、管理を行うvCenter Serverシステムにホストが再接続され、必要に応じてホストが再構成されていることを確認します。また、ホストが適切にライセンス供与されていることも確認します。
ESXiホストをアップグレードした後は、次の操作を実行します。
- アップグレード ログを確認します。ログ ファイルは、vSphere Web Clientを使用してエクスポートできます。
- vCenter Serverシステムがそのホストを管理している場合、vCenter Server のインベントリでホストを右クリックして [接続] を選択することで、ホストを vCenter Server に再接続する必要があります。
- アップグレードが完了すると、ESXiホストは評価モードになります。評価期間は 60 日間です。評価期間が終了する前に、vSphere6.5ライセンスを割り当てる必要があります。既存のライセンスをアップグレードするか、Customer Connect から新規ライセンスを取得できます。vSphere Web Clientを使用して、環境内のホストのライセンスを構成します。vSphere のライセンス管理の詳細については、『vCenter Server およびホスト管理』ドキュメントを参照してください。
- ホストの sdX デバイスはアップグレード後に番号が変わる可能性があります。必要に応じて、sdX デバイスを参照するスクリプトをアップデートします。
- ホスト上の仮想マシンをアップグレードします。仮想マシンと VMware Tools のアップグレードを参照してください。
- vSphere Authentication Proxy サービスをセットアップします。以前のバージョンの vSphere Authentication Proxy に vSphere6.5との互換性はありません。vSphere Authentication Proxy サービスの構成の詳細については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントを参照してください。