URL を指定してアクセスできるソフトウェア デポかオフラインの ZIP デポに格納されているイメージ プロファイルを使用して、ホストをアップグレードまたはアップデートできます。
コマンド esxcli software profile update または esxcli software profile install を使用して、ESXi ホストをアップグレードまたはアップデートできます。アップグレードとアップデートの違いを理解するには、vSphere のアップグレード、パッチ適用、アップデート、および移行の違い を参照してください。
ホストをアップグレードまたはアップデートする場合は、コマンド esxcli software profile update または esxcli software profile install により、最新バージョン(メジャーまたはマイナー)のすべてのイメージ プロファイルをホストに適用します。この操作と再起動の後、ホストは同じ最新バージョンの vCenter Server 環境に参加できます。
コマンド esxcli software profile update により、ESXi ホスト イメージのコンテンツ全体を、ISO インストーラを使用してアップグレードする場合と同じレベルに引き上げます。ISO インストーラでは、潜在的な問題を検出するためにアップグレード前チェックが実行されますが、esxcli でアップグレードする場合は実行されません。ISO インストーラはホストをチェックして、ホストにアップグレードのための十分なメモリがあるか、サポート対象外のデバイスが接続されていないかどうかを確認します。ISO インストーラおよびその他の ESXi のアップグレード方法の詳細については、ESXi ホスト アップグレード プロセスの概要 を参照してください。
esxcli software profile update --depot=depot_location --profile=profile_name
のみをサポートします。
--server=server_name を使用して接続先サーバを指定すると、サーバはユーザー名とパスワードの入力を促します。構成ファイルやセッション ファイルなど、他の接続オプションもサポートされています。接続オプションのリストについては、『vSphere Command-Line Interface スタート ガイド』を参照するか、vCLI コマンド プロンプトで esxcli --help を実行します。
update コマンドおよび install コマンドのオプションを使用して、ドライ ラン、特定の VIB の指定、許容レベル検証のバイパスなどを行うことができます。本番システムでは検証をバイパスしないでください。『vSphere Command-Line Interface リファレンス』を参照してください。
前提条件
-
vCLI をインストールするか、vSphere Management Assistant (vMA) 仮想マシンを導入します。vSphere Command-Line Interface スタート ガイド を参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shell で esxcli コマンドを実行します。
-
更新するためにホストをメンテナンス モードにする必要があるか、それとも再起動する必要があるかを確認します。必要に応じ、ホストをメンテナンス モードにします。
更新するためにホストをメンテナンス モードにする必要があるか、再起動する必要があるかの確認を参照してください。ホストをメンテナンス モードに切り替えるを参照してください。
- 更新時に再起動が必要な場合、ホストが VMware HA クラスタに属しているときは、クラスタからホストを削除するか、クラスタで HA を無効にします。