vSphere Web Client から、ライセンス、統計情報の収集、ログなどの設定を含め、vCenter Server を構成することができます。 vCenter Serverのライセンス設定評価期間、または使用中のライセンスの有効期間が終了する前に、vCenter Server システムにライセンスを割り当てる必要があります。Customer Connect で vCenter Server ライセンスをアップグレード、結合、または分割する場合、新しいライセンスを vCenter Server システムに割り当てて、古いライセンスを削除する必要があります。 統計設定の構成統計データの記録方法を設定するには、統計の収集間隔を構成します。保存されている統計情報には、コマンドライン監視ユーティリティを使用するか、vSphere Web Client のパフォーマンス チャートを表示してアクセスできます。 vCenter Server のランタイム設定の構成 vCenter Server ID、管理対象アドレス、および名前を変更できます。通常、これらの設定を変更する必要はありません。ただし、同じ環境で複数の vCenter Server システムを実行する場合は、変更する必要がある場合があります。 ユーザー ディレクトリ設定の構成 vCenter Server と、アイデンティティ ソースとして構成されているユーザー ディレクトリ サーバとの通信方式の一部を構成できます。 メール送信元設定の構成アラーム起動時に E メール通知を送信するなど、vCenter Server の操作を有効にする場合は、送信元アカウントの E メール アドレスを構成する必要があります。 SNMP 設定の構成 vCenter Server から SNMP トラップを受信する受信者を最大 4 つ構成できます。それぞれの受信者には、ホスト名、ポート、およびコミュニティを指定します。 ポート設定の表示ほかのアプリケーションと通信するために Web サービスが使用するポートを表示できます。これらのポート設定を構成することはできません。 タイムアウト設定の構成 vCenter Server の動作にタイムアウト間隔を構成できます。この間隔では、vSphere Web Client がタイムアウトするまでの時間の長さを指定します。 ログ機能のオプションの構成 vCenter Server がログ ファイルに収集する詳細情報の量を構成できます。 データベース設定の構成同時に確立できるデータベース接続の最大数を構成できます。vCenter Server データベースの増大を制限してストレージ領域を節約するため、タスクやイベントに関する情報を定期的に削除するようにデータベースを構成できます。 レガシー ホストの SSL 証明書の確認接続先ホストの SSL 証明書を確認するように vCenter Server を構成できます。この設定を構成すると、vCenter Server および vSphere Web Client が、ホストの追加、仮想マシンへのリモート コンソール接続などの操作のためにホストに接続する前に、有効な SSL 証明書を確認するようになります。 詳細設定の構成 [詳細設定] では、vCenter Server の構成ファイル (vpxd.cfg) を変更できます。 他のログイン ユーザーへのメッセージの送信vCenter Server システムに現在ログインしているユーザーに、メッセージを送信することが必要な場合もあります。たとえば、デスクトップ上でメンテナンスを実行する必要がある場合、ユーザーに一時的にログアウトするよう要求したり、今後のサービスの中断について警告したりできます。 サービス設定の編集 vSphere Web Clientには、vCenter Server で実行されている管理可能なすべてのサービスが一覧表示されます。一部のサービスは、設定を編集できます。 サービスの起動、停止、および再起動 vSphere Web Client で、vCenter Server 上で実行されているサービスを開始、停止、および再起動できます。構成の変更時や、機能またはパフォーマンス上の問題が疑われる場合に、サービスを再起動できます。 vSphere Web Client でのサービスの構成 vSphere Web Clientを使用して、サービスを監視および管理できます。設定を変更可能なサービスはごく少数です。 親トピック: ホストと vCenter Server の構成