さまざまなキーボード ショートカットを使用して、アプライアンスの Bash シェルでコマンドを入力および編集できます。

表 1. キーボード ショートカットと機能
キーボードのショートカット 詳細
タブ 現在入力中のコマンドを補完します。コマンド名の一部を入力して Tab キーを押すと、システムによってコマンド名が補完されます。

入力した一連の文字に一致するコマンドを表示するには、1 文字入力するたびに Tab キーを押します。

Enter (コマンド ラインで) 入力したコマンドを実行します。
Enter([More] プロンプトで) 出力の次ページを表示します。
Delete または Backspace カーソルの左側の文字を削除します。
左矢印または Ctrl+B カーソルを 1 文字だけ左に移動します。

複数行にまたがるコマンドを入力する場合は、左矢印または Ctrl+B キーを押すことで、コマンドの先頭に戻ることができます。

右矢印または Ctrl+F カーソルを 1 文字だけ右に移動します。
Esc、B カーソルを 1 語分だけ前に戻します。
Esc、F カーソルを 1 語分だけ先に進めます。
Ctrl+A カーソルをコマンド ラインの先頭に移動します。
Ctrl+E カーソルをコマンド ラインの末尾に移動します。
Ctrl+D カーソルにより選択された文字を削除します。
Ctrl+W カーソルの次の語を削除します。
Ctrl+K 行のカーソル位置以降を削除します。Ctrl+K を押すと、現在のカーソル位置からコマンド ラインの末尾までの、入力したすべての内容が削除されます。
Ctrl+U または Ctrl+X 行のカーソル位置より前方を削除します。Ctrl+U を押すと、コマンド ラインの先頭からカーソル位置までのすべての内容が削除されます。
Ctrl+T カーソルの左側の文字とカーソルで選択した文字を交換します。
Ctrl+R または Ctrl+L システム プロンプトとコマンド ラインを表示します。
Ctrl+V または Esc、Q 次のキーストロークを、編集キーではなくコマンド入力として処理するようシステムに指示するコードを挿入します。
上矢印または Ctrl+P 履歴バッファ内のコマンドを呼び出します。最後に実行したコマンドが最初に呼び出されます。
下矢印または Ctrl+N 上矢印または Ctrl+P を使用してコマンドを呼び出した後、履歴バッファ内の最後に実行したコマンドに戻ります。
Ctrl+Y 削除バッファ内の最後に格納されたエントリを呼び出します。削除バッファには、切り取りまたは削除操作の対象となった直近の 10 項目が格納されています。
Esc、Y 削除バッファ内の次のエントリを呼び出します。削除バッファには、切り取りまたは削除操作の対象となった直近の 10 項目が格納されています。最初に Ctrl+Y を押して最後のエントリを呼び出してから、Esc、Y を最大 9 回連続押下することで、バッファ内の残りのエントリが呼び出します。
Esc、C カーソルにより選択された文字を大文字に変換します。
Esc、U カーソルによって選択された単語のすべての文字を、選択範囲の次のスペースまで、大文字に変換します。
Esc、L 単語の中の大文字を、カーソルによって選択された文字からその単語の末尾まで小文字に変換します。