vSAN クラスタのパフォーマンス チャートを使用して、クラスタ内のワークロードを監視して問題の根本原因を判断できます。
このタスクについて
パフォーマンス サービスをオンにすると、クラスタのサマリに vSAN IOPS、スループット、遅延など、vSAN パフォーマンス統計の概要が表示されます。クラスタ レベルでは、仮想マシンの使用量および vSAN バックエンドの詳細な統計チャートを表示できます。
前提条件
vSAN パフォーマンス サービスをオンにしないと、パフォーマンス チャートを表示できません。
手順
- vSphere Web Client ナビゲータで、vSAN クラスタに移動します。
- 監視 タブをクリックし、パフォーマンス をクリックします。
- vSAN - 仮想マシンの消費量 を選択します。クエリの時間範囲を選択します。
vSAN では、IOPS、スループット、遅延、輻輳、未処理の I/O など、クラスタで実行されているクライアントのパフォーマンス チャートが表示されます。これらのチャートの統計量は、クラスタ内のホストからの集約です。
- vSAN - バックエンド を選択します。クエリの時間範囲を選択します。
vSAN では、IOPS、スループット、遅延、輻輳、未処理の I/O など、クラスタのバックエンド操作のパフォーマンス チャートが表示されます。これらのチャートの統計量は、クラスタ内のホストからの集約です。
- vSAN - iSCSI を選択して、iSCSI ターゲットまたは LUN を選択します。クエリの時間範囲を選択します。
注:
iSCSI パフォーマンス チャートを表示するには、vSAN クラスタのすべてのホストで ESXi 6.6 以降が実行されている必要があります。
vSAN には、IOPS、バンド幅、遅延、実行中 I/O を含む iSCSI ターゲットまたは LUN のパフォーマンス チャートが表示されます。