仮想マシンのディスク リソースを変更できます。複数の仮想マシンが同じ VMFS データストアおよび同じ LUN (論理ユニット番号) にアクセスする場合、ディスク シェアを使用して、仮想マシンからのディスク アクセスに優先順位を付けます。ディスク シェアでは、優先順位の高い仮想マシンと優先順位の低い仮想マシンを区別します。
仮想マシンの仮想ハード ディスクに、ホスト ディスクの I/O バンド幅を割り当てることができます。ディスク I/O はホスト中心のリソースであるため、複数のクラスタ間でプールすることはできません。
シェアは、すべての仮想マシンに対してディスク バンド幅を制御するための相対的な基準を表します。値は、サーバ上のすべての仮想マシンのすべてのシェアの合計と比較されます。
ディスク シェアは、指定されたホスト内でのみ有効です。あるホストの仮想マシンに割り当てられたシェアは、別のホストの仮想マシンでは無効です。
仮想マシンに割り当てられるストレージ リソースの上限を設定する、IOP 制限を選択できます。IOPs は、1 秒あたりの I/O 処理数です。
手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想ハードウェア] タブで、[ハード ディスク] を展開してディスク オプションを表示します。
- [シェア] ドロップダウン メニューで、仮想マシンに割り当てるシェアの値を選択します。
- [カスタム] を選択した場合は、テキスト ボックス内にシェア数を入力します。
- [限度 - IOP] ボックスで、仮想マシンに割り当てるストレージ リソースの上限を入力するか、[制限なし] を選択します。
- [OK] をクリックします。