ホストから仮想マシンへの USB パススルーを使用すると、同じデータセンター内の別の ESXi ホストに仮想マシンを移行し、元のホストへの USB パススルー デバイスの接続を維持できます。

ESXi ホストへのパス スルーに接続された USB デバイスが仮想マシンにある場合、この接続されたデバイスと一緒に仮想マシンを移行できます。

移行を正常に実行するには、次の条件を確認してください。

  • 仮想マシンに接続されたすべての USB パススルー デバイスを、vMotion ができるよう構成する必要があります。vMotion に 1 つ以上のデバイスが構成されていない場合、移行は続行できません。トラブルシューティングの詳細については、ドキュメント 『vSphere のトラブルシューティング』 を参照してください。

  • また、USB デバイスが接続されたホストから、接続中の USB デバイスと一緒に仮想マシンを移行すると、デバイスは仮想マシンに接続されたままになります。ただし、仮想マシンをサスペンドまたはパワーオフした場合、USB デバイスは切断され、仮想マシンをレジュームしても再接続できません。デバイスが接続されているホストに仮想マシンを戻した場合のみ、デバイスの接続をリストアできます。

  • Linux ゲスト OS を実行するサスペンド状態の仮想マシンをレジュームした場合、レジューム プロセスの中で、その USB デバイスがファイル システム上の別の場所にマウントされることがあります。

  • USB デバイスが接続されているホストが、DPM (Distributed Power Management) が有効な DRS クラスタ内にある場合、このホストで DPM を無効にします。無効にしないと、DPM によって、デバイスが接続されたホストの電源がオフにされます。この動作により、仮想マシンが別のホストに移行されるため、デバイスが仮想マシンから切断されます。

  • リモート USB デバイスでは、vMotion による移行後に、ホストが管理ネットワークを介して通信ができることが必要です。そのため、ソースとターゲットの管理ネットワーク IP アドレス ファミリが一致する必要があります。仮想マシンを、IPv4 アドレスを使用して vCenter Server に登録されているホストから IPv6 アドレスで登録されているホストへ移行させることはできません。