仮想マシンに割り当てられたメモリ容量を再構成して、パフォーマンスを向上させることができます。
BIOS ファームウェアを使用した仮想マシンの最小メモリ サイズは 4 MB です。EFI ファームウェアを使用した仮想マシンには、少なくとも 96 MB の RAM が必要で、足りない場合はパワーオンできません。
仮想マシンの最大メモリ サイズは、ホストの物理メモリおよび仮想マシンの互換性の設定によって異なります。
仮想マシンのメモリがホストのメモリ サイズより大きい場合は、スワップが発生し、仮想マシンのパフォーマンスに重大な影響を与えることがあります。最適なパフォーマンスを得るための最大値がしきい値です。この値を超えるとホストの物理メモリが不足し、仮想マシンを最大速度で実行できなくなります。この値は、ホストの状況の変化 (たとえば、仮想マシンがパワーオンまたはパワーオフにされた場合など) に応じて変動します。
メモリ サイズは、4MB の倍数で指定する必要があります。
ホストのバージョンに導入 | 仮想マシンの互換性 | 最大メモリ サイズ |
---|---|---|
ESXi 6.5 | ESXi 6.5 以降 | 6128GB |
ESXi 6.0 | ESXi 6.0 以降 | 4080 GB |
ESXi 5.5 | ESXi 5.5 以降 | 1011GB |
ESXi 5.1 | ESXi 5.1 以降 | 1011GB |
ESXi 5.0 | ESXi 5.0 以降 | 1011GB |
ESX/ESXi 4.x | ESX/ESXi 4.0 以降 | 255GB |
ESX/ESXi 3.x | ESX/ESXi 3.5 以降 | 65,532MB |
ESXi ホストのバージョンは、増加するメモリ サイズへのサポートがいつ始まったかを示しています。たとえば、ESXi 5.0 で実行されている ESX/ESXi バージョン 3.5 以降の互換性を持つ仮想マシンのメモリ サイズは 65,532 MB に制限されます。
前提条件
仮想マシン上で
の権限があることを確認します。手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想ハードウェア] タブで、[メモリ] を展開します。
- [RAM] テキスト ボックスで、仮想マシンに割り当てる RAM の量を入力するか、ドロップダウン メニューから推奨値を 1 つ選択します。
- メモリを MB と GB のどちらで指定するかを選択します。
- [OK] をクリックします。