大容量仮想ディスクまたは 2TB を超えるディスクを持つ仮想マシンで最適なパフォーマンスを得るには、リソース要件および構成要件を満たしている必要があります。
大容量ハード ディスクの最大値は 62TB です。仮想ディスクを追加または構成する場合、常の少量のオーバーヘッドを残してください。一部の仮想マシン タスクでは大量のディスク容量がすぐに消費されることがあり、ディスクに最大ディスク容量が割り当てられていると、タスクを正常に完了できない場合があります。このようなタスクには、スナップショットの作成やリンク クローンの使用があります。最大ディスク容量が割り当てられていると、このような操作を完了できません。また、スナップショットの静止、クローン作成、Storage vMotion、または共有ストレージを使用しない環境での vMotion などの操作も、完了するまでの所要時間が大幅に増えます。
大容量仮想ディスクを持つ仮想マシンには、次の条件および制限事項があります。
- ゲスト OS で大容量仮想ハード ディスクをサポートしている必要があります。
- ESXi 5.5 以降のホストまたはそのようなホストを使用できるクラスタに、2TB を超えるディスクを移動またはクローン作成できます。
- データストア フォーマットは、VMFS5 以降またはネットワーク接続ストレージ (NAS) サーバ上の NFS ボリュームである必要があります。
- 仮想 vSphere Flash Read Cache で、最大ハード ディスク サイズ 16TB をサポートしている必要があります。
- VMFS3 ボリュームはサポートされていません。2TB を超えるディスクは、VMFS3 データストアに移動できません。
- Fault Tolerance はサポートされていません。
- BusLogic パラレル コントローラはサポートされていません。