クラウド ネイティブ ストレージ はいくつかのコンポーネントを使用して、vSphere ストレージと統合します。
次の図は、これらのコンポーネントの相互関係を示しています。
- Kubernetes クラスタ
- クラウド ネイティブ ストレージ 環境では、Kubernetes クラスタは vSphere に展開された仮想マシンのクラスタまたはノードです。Kubernetes ユーザーは、クラスタと直接対話して、クラスタの上にステートフル アプリケーションを展開します。
- vSphere コンテナ ストレージ インターフェイス (CSI)
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vSphere CSI は、Kubernetes などのコンテナ Orchestrator 上のコンテナ化されたワークロードに vSphere ストレージを公開するインターフェイスです。これにより、vSAN など各種の vSphere ストレージが有効になります。
Kubernetes では、CSI ドライバがツリー外の vSphere Cloud Controller Manager (CCM) と共に使用されます。
コンテナ ストレージ インターフェイスでは、コンテナ ボリュームの動的プロビジョニングがサポートされます。
このインターフェイスでは、以下の機能がサポートされます。- vSphere First Class Disk 機能。
- Kubernetes ゾーン。
- 従来型のマウントと raw マウント。
- 単一の vCenter Server、および複数のデータセンターとクラスタ。
- 複数のデータストアまたはデータストア クラスタからのプロビジョニング。
Kubernetes では、CSI ドライバが、ツリー外の vSphere Cloud Provider インターフェイス (CPI) とともに使用されます。CSI ドライバはコンテナ イメージとして提供されるため、クラスタ管理者がデプロイする必要があります。詳細については、GitHub にあるKubernetes vSphere Cloud Provider のドキュメントでDeploying a Kubernetes Cluster on vSphere with CSI and CPIを参照してください。
- クラウド ネイティブ ストレージ サーバ コンポーネント
- CNS サーバ コンポーネントは vCenter Server に配置されます。これは、コンテナ ボリュームのプロビジョニングとライフサイクルの操作を実装する vCenter Server 管理の拡張機能です。
- 最初のクラス ディスク (FCD)
- 強化された仮想ディスクとも呼ばれます。これは、仮想マシンと関連付けられていない名前付き仮想ディスクです。これらのディスクは、VMFS、NFS、または vSAN データストア、およびバック コンテナ ボリュームに配置されます。
- ストレージ ポリシー ベースの管理
- ストレージ ポリシー ベースの管理は、指定されたストレージ要件に基づき、パーシステント ボリュームのプロビジョニングをサポートする vCenter Server サービスです。プロビジョニング後、サービスは、必要なポリシー特性に対するボリュームのコンプライアンスを監視します。