イメージ プロファイルは、ESXi のインストール プロセスまたは更新プロセスで使用される一連の VIB を定義します。イメージ プロファイルは、vSphere Auto Deploy を使用してプロビジョニングされるホストおよびその他の ESXi 5.x ホストに適用されます。イメージ プロファイルの定義および操作は、vSphere ESXi Image Builder を使用して行います。

イメージ プロファイルの要件

カスタムのイメージ プロファイルを新しく作成するか、既存のプロファイルのクローンを作成して、VIB を追加また削除することができます。プロファイルを有効にするため、次の要件を満たす必要があります。

  • 各イメージ プロファイルの名前とベンダーの組み合わせは一意である必要があります。
  • 各イメージ プロファイルには、承認レベルがあります。vSphere ESXi Image Builder cmdlet を使用してイメージ プロファイルに VIB を追加するときに、Image Builder は、プロファイルに定義されている承認レベルに VIB が一致することを確認します。
  • ほかの VIB で必要とされる VIB は削除できません。
  • 1 つのイメージ プロファイルに、同じ VIB の 2 つのバージョンを含めることはできません。VIB の新しいバージョンを追加すると、既存のバージョンの VIB は新しいバージョンで置き換えられます。

イメージ プロファイルの検証

イメージ プロファイルとその VIB を有効にするため、いくつかの条件を満たす必要があります。

  • イメージ プロファイルには、少なくとも 1 つの基本 VIB と、1 つの起動可能なカーネル モジュールを含める必要があります。
  • イメージ プロファイル内の VIB にほかの VIB に依存するものがある場合、依存関係がある VIB もイメージ プロファイルに含める必要があります。VIB の作成者は、この情報を SoftwarePackage オブジェクトの Depends プロパティに格納します。
  • VIB は互いに競合しないようにします。VIB の作成者は、競合の情報を SoftwarePackage オブジェクトの Conflicts プロパティに格納します。
  • 名前が同じでバージョンが異なる 2 つの VIB は共存できません。VIB の新しいバージョンを追加すると、既存のバージョンの VIB は新しいバージョンで置き換えられます。
  • 承認レベルの検証に関する問題がないことが必要です。

イメージ プロファイルに変更を加える際、vSphere ESXi Image Builder は、変更によってプロファイルが無効にならないことを確認します。

依存関係の検証
VIB を追加または削除する際、vSphere ESXi Image Builder は、パッケージの依存関係が合っていることを確認します。各 SoftwarePackage オブジェクトには、VIB が依存するほかの VIB のリストを指定する Depends プロパティが含まれます。を参照してください。 ImageProfile、SoftwarePackage、および ImageProfileDiff の各オブジェクトの構造
承認レベルの検証
vSphere ESXi Image Builder は、イメージ プロファイルが作成または変更されるたびに、承認レベルの検証を行います。vSphere ESXi Image Builder は、プロファイルに許可される最低の承認レベルを基準にして、イメージ プロファイルに含まれる VIB の承認レベルを確認します。VIB の署名が検証されるたびに、VIB の承認レベルも検証されます。

エクスポート中の VIB の検証

イメージ プロファイルを ISO にエクスポートする際、vSphere ESXi Image Builder は次の操作を実行して各 VIB を検証します。

  • 各 SoftwarePackage オブジェクトの Conflicts プロパティを確認して、競合がないことを確認します。
  • VIB の署名の検証を実行します。署名の検証により、VIB パッケージの不正な変更を防ぎます。署名は、VIB がその著者によって生成されたことを保証する暗号化チェックサムです。署名の検証は、ESXi ホストへの VIB のインストール中や、vSphere Auto Deploy サーバが VIB を使用する際にも行われます。
  • VIB がファイル パスの使用ルールに従っていることを確認します。VMware は、VMwareCertified および VMwareAccepted の VIB をテストし、これらの VIB が常にファイル パスの使用ルールに従っていることを保証します。