vSphere Auto Deploy の使用を開始するには、vSphere Auto Deploy のしくみについて学ぶこと、vSphere Auto Deploy サーバをインストールすること、PowerCLI をインストールすること、ホストをプロビジョニングする PowerCLI ルールを記述すること、ユーザーが指定するイメージ プロファイルで起動されるホストをパワーオンすることが必要です。イメージ プロファイル、ホスト プロファイル、および vCenter Server の場所をカスタマイズできます。

Windows Server 2008 システムで初めて vSphere Auto Deploy 環境を設定するために役立つ、順を追った説明については、vSphere PowerCLI を使用した vSphere Auto Deploy のセットアップとホストのプロビジョニングを参照してください。

vSphere Auto Deploy を使用して環境内にホストを正しくプロビジョニングするには、次の手順に従います。

  1. vCenter Server および vCenter Server コンポーネントをインストールするか、vCenter Server Appliance をデプロイします。

    vSphere Auto Deploy サーバは、管理ノードに含まれています。

  2. vSphere Auto Deploy サービスの起動タイプを構成します。

    vSphere Web Client で vSphere Auto Deploy 用にシステムを準備を参照してください。

  3. vSphere Auto Deploy と vSphere ESXi Image Builder コマンドレットを含む PowerCLI をインストールします。

    vSphere Web Client で vSphere Auto Deploy 用にシステムを準備およびvSphere Auto Deploy コマンドレットの使用を参照してください。

  4. ホストにデプロイする VIB を含むイメージ プロファイルを探します。
    • 多くの場合、必要なソフトウェアを含むデポを PowerCLI セッションに追加し、それらのデポのいずれかからイメージ プロファイルを選択します。
    • カスタムのイメージ プロファイルを作成する場合は、vSphere ESXi Image Builder コマンドレットを使用して既存のイメージ プロファイルのクローンを作成し、そのクローンにカスタム VIB を追加します。カスタムのイメージ プロファイルを PowerCLI セッションに追加します。

    vSphere ESXi Image Builder をカスタマイズ用に使用する必要があるのは、VIB の追加または削除が必要な場合のみです。ほとんどの場合は、VMware がイメージ プロファイルをホストするデポを PowerCLI セッションに URL として追加できます。

  5. PowerCLI セッションを開始し、vSphere Auto Deploy が登録される vCenter Server システムに接続します。
  6. New-DeployRule PowerCLI コマンドレットを使用して、1 つのホスト、パターンによって指定される複数のホスト、またはすべてのホストにイメージ プロファイルを割り当てるルールを記述します。
    New-DeployRule -Name "testrule" -Item image-profile -AllHosts

    イメージ プロファイルのホストへの割り当てを参照してください。

    注: vSphere Auto Deploy は、MAC アドレスと IP アドレスのマッピングが DHCP に固定されている(DHCP 予約とも呼ばれる)ホストのプロビジョニング用に最適化されています。固定 IP アドレスを使用する場合は、ホスト プロファイルを設定して、ホストをカスタマイズするためのプロンプトを表示する必要があります。詳細については、『 vSphere のホスト プロファイル』ドキュメントを参照してください。
  7. プロビジョニングするホストをパワーオンします。
  8. プロビジョニングしたホストを、ホスト プロファイルのリファレンス ホストとして設定します。

    リファレンス ホストの Syslog 設定、ファイアウォール設定、ストレージ、ネットワークなどを指定できます。

  9. プロビジョニングしたホストを、ホスト プロファイルのリファレンス ホストとして設定します。

    リファレンス ホストの Syslog 設定、ファイアウォール設定、ストレージ、ネットワークなどを指定できます。vSphere Auto Deploy のリファレンス ホストの設定を参照してください。

  10. リファレンス ホストのホスト プロファイルを作成してエクスポートします。

    ホスト プロファイル ドキュメントを参照してください。

  11. ホスト プロファイルを使用して複数のホストをプロビジョニングするには、Copy-DeployRule コマンドレットを使用して、以前に作成されたルールを編集します。

    イメージ プロファイルだけでなく、ホスト プロファイル、vCenter Server の場所、カスタム スクリプト バンドルも割り当てるようにルールを変更します。

    Copy-DeployRule -DeployRule "testrule" -ReplaceItem my_host_profile_from_reference_host,my_target_cluster
                   -ReplacePattern  "ipv4=192.XXX.1.10-192.XXX.1.20"

    ここで my_host_profile_from_reference_host はリファレンス ホストのプロファイルの名前、my_target_cluster はターゲット クラスタの名前です。

  12. テストと修復のコンプライアンス処理を実行し、ホストを修正します。

    ルールのコンプライアンスのテストおよび修復を参照してください。

  13. プロビジョニングしたホストが、次の要件を満たしていることを確認します。
    • 各ホストが vCenter Server システムに接続されている。
    • ホストがメンテナンス モードではない。
    • ホストにコンプライアンスのエラーがない。
    • ユーザー入力が必要なホスト プロファイルを持つ各ホストに、最新のカスタマイズ情報が提供されている

    すべてのホストが要件を満たすまで、ホストの関連付けとコンプライアンスの問題を修正して、ホストを再起動します。

起動プロセスの概要、最初の起動と 2 回目以降の起動の違い、およびホストのカスタマイズを使用した場合の概要については、を参照してください。