vSphere Client または esxcli system syslog コマンドを使用して syslog サービスを構成できます。

esxcli system syslog コマンドや他の ESXCLI コマンドの使用方法の詳細については、『vSphere Command-Line Interface スタート ガイド』を参照してください。

手順

  1. vSphere Client インベントリで、ホストに移動して参照します。
  2. [構成] をクリックします。
  3. [システム] の下で [システムの詳細設定] をクリックします。
  4. [編集] をクリックします。
  5. syslog でフィルタリングします。
  6. ログをグローバルに設定するには、変更する設定を選択して、値を入力します。
    オプション 説明
    Syslog.global.defaultRotate 保持するアーカイブの最大数です。この数字はグローバルに、また個別のサブロガーについて設定できます。
    Syslog.global.defaultSize システムのログ ローテーションを行う前のログのデフォルト サイズ(KB 単位)です。この数字はグローバルに、また個別のサブロガーについて設定できます。
    Syslog.global.LogDir ログが保管されるディレクトリです。ディレクトリは、マウントされた NFS または VMFS ボリュームに配置できます。リブート後も変わらないのは、ローカル ファイル システムの /scratch ディレクトリのみです。ディレクトリを [datastorename] path_to_file と指定します。ここで、パスはデータストアをバッキングするボリュームのルートへの相対パスです。例えば、パスの [storage1] /systemlogs はパスの /vmfs/volumes/storage1/systemlogs にマッピングします。
    Syslog.global.logDirUnique このオプションを選択すると、ESXi ホストの名前を持つサブディレクトリを [Syslog.global.LogDir] で指定されるディレクトリの下に作成します。同一の NFS ディレクトリが複数の ESXi ホストによって使用される場合、固有のディレクトリを作成しておくと便利です。
    Syslog.global.LogHost Syslog メッセージの転送先のリモート ホストと、そのリモート ホストが Syslog メッセージを受信するポート。ssl://hostName1:1514 のように、プロトコルとポートを含めることができます。UDP(ポート 514 でのみ)、TCP、および SSL がサポートされています。リモート ホストには Syslog がインストールされ、転送された Syslog メッセージを受信するように正しく設定されている必要があります。リモート ホストの構成の詳細については、リモート ホストにインストールされている Syslog サービスのドキュメントを参照してください。

    Syslog メッセージを受信するリモート ホストの数にハード制限はありませんが、リモート ホストの数は 5 台以下にすることを推奨します。

  7. (オプション) 任意のログで、デフォルトのログ サイズとログ ローテーションを上書きします。
    1. カスタマイズするログの名前をクリックします。
    2. ローテーション数とログ サイズを入力します。
  8. [OK] をクリックします。

結果

Syslog オプションの変更がすぐに有効になります。