vCenter Server と外部 Platform Services Controller を複数の NIC がある環境にインストールする場合、システム ネットワーク名として使用する IP アドレスまたは FQDN を記録しておく必要があります。

たとえば、Platform Services ControllervCenter Server をそれぞれ別々の仮想マシンにインストールし、各仮想マシンに 2 つの NIC がある場合、次のワークフローを使用できます。

  1. Platform Services Controller を一方の仮想マシンにインストールし、そのいずれかの IP アドレスまたは FQDN をシステム ネットワーク名として使用します。
  2. もう一方の仮想マシンで、vCenter Server のインストールを開始し、そのいずれかの IP アドレスまたは FQDN をシステム ネットワーク名として使用します。
  3. Platform Services Controller のシステム ネットワーク名を入力するように求められたら、Platform Services Controller のインストール時に入力した IP アドレスまたは FQDN を入力します。

    Platform Services Controller のもう一方の IP アドレスまたは FQDN を入力すると、エラー メッセージが表示されます。

  4. インストールが完了したら、vCenter Server の NIC IP アドレスまたは FQDN を使用して、vSphere Client にログインできます。