vCenter Server 用の Oracle データベースとユーザーを作成して構成した後、vCenter Server のインストール先となるマシンに 64 ビットの DSN を作成する必要があります。vCenter Server のインストール中、vCenter Server とデータベースの間の接続を確立するためにその DSN を使用します。
前提条件
11.2.0.3 p16656151(パッチ 19)以降、11.2.0.4、12.1.0.1.12 以降、または 12.1.0.2 の Oracle クライアントをインストールします。
手順
- vCenter Server のインストール先となるマシンで、 の順に選択します。
- [システム DSN] タブで、既存の Oracle ODBC 接続を変更するか、新規の ODBC 接続を作成します。
- 既存の Oracle ODBC 接続を変更するには、システム データ ソースのリストから該当する接続を選択し、[構成] をクリックします。
- Oracle ODBC 接続を作成するには、[追加] をクリックして Oracle クライアントを選択し、[完了] をクリックします。
- [データ ソース名] テキスト ボックスに、ODBC データ ソース名 (DSN) を入力します。
たとえば、
VMware vCenter Server と入力します。
- (オプション) [説明] テキスト ボックスに、ODBC DSN の説明を入力します。
- [TNS サービス名] テキスト ボックスに、接続先のデータベースのネット サービス名を入力します。
たとえば、
VPX_TNS と入力します。
このネット サービス名は、Oracle データベースのインストール場所の NETWORK\ADMIN フォルダにある tnsnames.ora ファイルで先ほど構成したものです。
- [ユーザー ID] テキスト ボックスに、vCenter Server のデータベース ユーザー名を入力します。
たとえば、
VPXADMIN と入力します。
- [テスト接続] をクリックします。
- [パスワード] テキスト ボックスに、データベース ユーザーのパスワードを入力してから、[OK] をクリックします。
DNS を適切に設定してあれば、「
接続に成功しました」というメッセージが表示されます。
- [OK] をクリックします。