各物理マシンに対応する仮想マシンがある MSCS クラスタを作成できます。このタイプの構成をスタンバイ ホスト クラスタと言います。

スタンバイ ホスト クラスタには、特別なハードウェア要件とソフトウェア要件があります。
  • ネットワークを MSCS 用に構成するには、まず、ワークロードのネットワーク要件を十分に把握します。詳細については、MSCS のための仮想ネットワークのベスト プラクティスを参照してください。
  • RDM は物理互換モード (パス スルー RDM) で使用します。仮想ディスクや、仮想互換モードの RDM (非パススルー RDM) は共有ストレージに使用できません。
  • 物理 Windows マシンのファイバ チャネル (FC) HBA (QLogic または Emulex) の STORport Miniport ドライバを使用します。
  • 物理マシンまたは仮想マシンでマルチパス ソフトウェアを実行しないでください。
  • スタンバイ ホスト構成では、ホストからストレージ アレイまで物理パスを 1 つだけ使用します。