MAC アドレスはネットワーク プロトコル スタックのレイヤー 2 (データ リンク レイヤー) で使用され、受信者にフレームを送信します。vSphere では、vCenter Server で仮想マシン アダプタと VMkernel アダプタの MAC アドレスを生成することも、手動でアドレスを割り当てることもできます。
各ネットワーク アダプタ メーカーには、OUI (Organizationally Unique Identifier) という 3 バイトの固有なプリフィックスが割り当てられています。 このプリフィックスを使用して、固有な MAC アドレスを生成できます。
VMware では、複数のアドレス割り当てメカニズムをサポートしており、それぞれ別の OUI を使用します。
- 生成された MAC アドレス
- vCenter Server による割り当て
- ESXi ホストによる割り当て
- 手動で設定された MAC アドレス
- レガシー仮想マシンに生成 (ESXi では使用されない)
パワーオフ状態の仮想マシンのネットワーク アダプタを再構成した場合 (自動 MAC アドレス割り当てタイプを変更した場合や固定 MAC アドレスを設定した場合)、アダプタの再構成が反映される前に vCenter Server で MAC アドレスの衝突が解決されます。