vSphere Distributed Switch 健全性チェックを使用して、Distributed Switch 構成を監視し、ネットワークの問題を特定して解決します。

vSphere Distributed Switch 健全性チェックによって、vSphere Distributed Switch (VDS) の構成問題、および VDS と環境の物理ネットワーク間の構成の不一致を特定し、トラブルシューティングできます。デフォルトでは、健全性チェックはオフになっています。健全性チェックを有効にすると、発生している可能性があるネットワークの問題を特定して解決できます。選択したオプションによっては、vSphere Distributed Switch 健全性チェックによって、チーミング ポリシー、MTU サイズ、VLAN 構成をテストするための MAC アドレスが多数生成される可能性があります。これらの MAC アドレスによってネットワーク トラフィックが過剰になり、ネットワークのパフォーマンスに影響する可能性があります。

重要： 健全性チェックは、使用してネットワークの問題をトラブルシューティングし、問題を特定して解決した後は無効にします。vSphere Distributed Switch 健全性チェックを無効にすると、ネットワーク ポリシーに従って、生成された MAC アドレスが物理ネットワーク環境からエージアウトします。詳細については、ナレッジベースの記事 KB 2034795 を参照してください。

手順

  1. vSphere Web Client で、Distributed Switch に移動します。
  2. [アクション] メニューから、[設定] > [健全性チェックの編集] の順に選択します。
  3. 健全性チェックのオプションを有効または無効にするには、ドロップダウン メニューを使用します。
    オプション 説明
    VLAN および MTU 分散アップリンク ポートと VLAN 範囲のステータスを報告します。
    チーミングおよびフェイルオーバー ESXi ホストとチーミング ポリシーで使用する物理スイッチの設定が一致していることを確認します。
  4. [OK] をクリックします。

次のタスク

vSphere Distributed Switch の設定を変更すると、変更内容が vSphere Web Client の [監視] タブに表示されます。vSphere Distributed Switch の健全性ステータスの表示を参照してください。