データセンターで vSphere Distributed Switch を作成し、同時に複数のホストのネットワーク構成を一元的に処理できます。
手順
- vSphere Web Clientで、データセンターに移動します。
- ナビゲータでデータセンターを右クリックし、 を選択します。
- [名前と場所] ページで、新しい Distributed Switch の名前を入力するか、生成された名前を受け入れて、[次へ] をクリックします。
- [バージョンの選択] ページで、Distributed Switch のバージョンを選択し、[次へ] をクリックします。
オプション |
説明 |
Distributed Switch:6.6.0 |
ESXi6.7 以降と互換性があります。 |
Distributed Switch:6.5.0 |
ESXi6.5 以降と互換性があります。それ以降の vSphere Distributed Switch のバージョンでリリースされた機能はサポートされていません。 |
Distributed Switch: 6.0.0 |
ESXi6.0 以降と互換性があります。それ以降の vSphere distributed switch のバージョンでリリースされた機能はサポートされていません。 |
- [設定の編集] ページで、Distributed Switch の設定を構成します。
- 矢印ボタンを使用して [アップリンク数] を選択します。
アップリンク ポートは、関連するホスト上の物理 NIC に Distributed Switch を接続します。アップリンク ポート数は、ホストごとに Distributed Switch への物理的な接続として許可されている最大の数です。
- ドロップダウン メニューを使用して、[Network I/O Control] を有効または無効にします。
Network I/O Control を使用して、デプロイの要件に従い、特定のタイプのインフラストラクチャおよびワークロード トラフィックのネットワーク リソースへのアクセスに優先順位を付けることができます。Network I/O Control は、ネットワーク全体の I/O 負荷を継続的に監視し、使用可能なリソースを動的に割り当てます。
- [デフォルトのポート グループの作成] チェック ボックスを選択して、このスイッチのデフォルト設定で新しい分散ポート グループを作成します。
- (オプション) デフォルトの分散ポート グループを作成するには、[ポート グループ名] にポート グループ名を入力するか、自動的に生成される名前をそのまま使用します。
システムにカスタム ポート グループの要件がある場合、Distributed Switch を追加した後に、それらの要件を満たす分散ポート グループを作成します。
- [次へ]をクリックします。
- [設定内容の確認] ページで、選択した設定を確認し、[終了] をクリックします。
設定を変更するには、
[戻る] ボタンを使用します。
結果
データセンターで Distributed Switch が作成されます。新しい Distributed Switch に移動して、[サマリ] タブをクリックすると、Distributed Switch でサポートされる機能とその他の詳細を表示できます。
次のタスク
Distributed Switch にホストを追加し、そのスイッチにネットワーク アダプタを構成します。