vSphere が SR-IOV をサポートするのは、特定の構成の環境のみです。SR-IOV を有効にすると、vSphere の一部の機能が使用できません。
サポートされる構成
vSphere で SR-IOV を使用するには、使用環境がいくつかの構成要件を満たす必要があります。
コンポーネント | 要件 |
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物理ホスト |
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物理 NIC |
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物理 NIC 用の ESXi の PF ドライバ |
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ゲスト OS | NIC ベンダーの技術ドキュメントに従い、インストールされている ESXi リリースの NIC によってサポートされている必要があります。 |
ゲスト OS の VF ドライバ |
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物理ホストおよび NIC が ESXi リリースと互換性があることを確認するには、『VMware 互換性ガイド』を参照してください。
機能の可用性
SR-IOV で構成されている仮想マシンでは、次の機能は使用できません。
- vSphere vMotion
- Storage vMotion
- vShield
- NetFlow
- VXLAN 仮想ワイヤ
- vSphere High Availability
- vSphere Fault Tolerance
- vSphere DRS
- vSphere DPM
- 仮想マシンのサスペンドおよびレジューム
- 仮想マシンのスナップショット
- パススルー仮想機能の MAC ベースの VLAN
- 仮想デバイス、メモリ、および vCPU のホット アドおよび削除
- クラスタ環境への参加
- SR-IOV パススルーを使用した仮想マシン NIC のネットワーク統計情報
注:
vSphere Web Client で SR-IOV がサポートしていない機能を有効化または構成しようとすると、環境で予期せぬ動作が発生します。
サポートされる NIC
すべての NIC には、SR-IOV をサポートするドライバとファームウェアがある必要があります。一部の NIC では、ファームウェアで SR-IOV を有効にする必要があります。SR-IOV で構成された仮想マシンでサポートされる NIC については、VMware 互換性ガイドを参照してください。