範囲ベースの割り当てを使用して、Locally Administered Address (LAA) の範囲を含めたり除外したりできます。

開始 MAC アドレスと終了 MAC アドレスを使用して、1 つ以上の範囲を指定します(02:50:68:00:00:0202:50:68:00:00:FF など)。指定された範囲内からのみ、MAC アドレスが生成されます。

LAA の複数の範囲を指定でき、使用するアドレス数が vCenter Server で範囲ごとに追跡されます。vCenter Server では、利用できるアドレスが残っている最初の範囲から MAC アドレスが割り当てられます。また、vCenter Server では範囲内の MAC アドレスの競合も確認されます。

範囲ベースの割り当てを使用するときは、それぞれの vCenter Server インスタンスに重複しない範囲を設定する必要があります。vCenter Server では、他の vCenter Server インスタンスと競合する可能性のある範囲は検出されません。重複する MAC アドレスの問題の解決については、『vSphere のトラブルシューティング』 ドキュメントを参照してください。

注: 範囲ベースの MAC アドレス割り当て設定は、 vCenter Server の新しいバージョンにアップグレードすると失われます。アップグレード後に、範囲ベースの MAC アドレス割り当て設定を手動で再作成する必要があります。