vSphere 6.7 U2 では、ROBO Enterprise ライセンスで一部の DRS メンテナンス モード機能を利用できます。
前提条件
- クラスタ内のすべてのホストに ROBO Enterprise ライセンスがインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、ライセンスをインストールする必要があります。
- DRS ルールを設定して有効にしているかどうかを確認します。有効な場合は無効にするか削除して、ROBO Enterprise メンテナンス モードで操作を行う必要があります。
手順
結果
ホストでメンテナンス モードを終了すると、仮想マシンはホストに自動的に移行されます。ホストは、元の状態にリストアされます。ただし、ホストに負荷がかかりすぎる場合、DRS は仮想マシンを元のホストに移行できません。DRS はホストを元の状態に復旧しますが、ホストを過負荷にすることはありません。
次のタスク
ROBO Enterprise ライセンスを使用する場合に、DRS メンテナンス モードを無効にする必要があれは、vpxd.cfg ファイルを編集します。vpxd.cfg ファイルを開きます。<クラスタ> オプションの <roboMMEnabled>true</roboMMEnabled> を <roboMMEnabled>false</roboMMEnabled> に変更します。これは、ランタイムの設定であるため、設定の更新後に vpxd を再起動する必要はありません。