vCenter Serverアラームは、暗号化された仮想マシンがロック状態であることを通知します。暗号化された仮想マシンがロックされているとき、ロックを解除するには、必要なキーを使用できるようにするために必要な手順を KMS で実行してから、vSphere Client(HTML5 ベースのクライアント)を使用します。
前提条件
- 必要な権限(暗号化操作.RegisterVM)があることを確認します。
- ホストの暗号化を有効にするなど、オプションのタスクに必要なその他の権限が必要になる可能性があります。
- ロックされている仮想マシンのロックを解除する前に、ロックの原因をトラブルシューティングし、手動で問題を解決するように試みてください。キー紛失に関する問題の解決を参照してください。
手順
- vCenter Serverに vSphere Client を使用して接続します。
- 仮想マシンの [サマリ] タブに移動します。
仮想マシンがロックされると、仮想マシンがロックされているというアラームが表示されます。
- アラームを確認するか、今はアラームを緑にリセットするだけで仮想マシンのロックを解除しないかを決定します。
[確認] または
[緑にリセット] をクリックすると、アラームは停止しますが、仮想マシンはロックを解除するまでロックされたままです。
- 仮想マシンの [監視] タブに移動し、[イベント] をクリックして、仮想マシンがロックされている理由に関する詳細を取得します。
- 仮想マシンのロックを解除する前に、推奨されるトラブルシューティングを実行します。
- 仮想マシンの [サマリ] タブに移動し、仮想マシン コンソールの下にある [仮想マシンのロック解除] をクリックします。
暗号化キー データがホストに転送されることを警告するメッセージが表示されます。
- [はい] をクリックします。