iBFT 対応のネットワーク アダプタを使用して iSCSI から ESXi ホストを起動するときは、一定の考慮事項が適用されます。
- VMware ESXi をインストールし、起動する前に、ベンダーが提供するツールを使用して NIC の起動コードと iBFT ファームウェアを更新します。VMware ESXi iBFT 起動でサポートされている起動コードと iBFT ファームウェアのバージョンについては、ベンダーのドキュメントと VMware の HCL を参照してください。
- iBFT iSCSI 起動では、iBFT 対応ネットワーク アダプタのフェイルオーバーはサポートされていません。
- iBFT iSCSI から起動するようにホストを設定したら、次の制限事項が適用されます。
- ソフトウェア iSCSI アダプタを無効にできません。iBFT 構成が BIOS 内にある場合、ホストは再起動のたびにソフトウェア iSCSI アダプタを再度有効にします。
注: iSCSI 起動に iBFT 対応のネットワーク アダプタを使用せず、ソフトウェア iSCSI アダプタを常に有効にしたくない場合には、ネットワーク アダプタから iBFT 構成を削除します。
- vSphere Client を使用して iBFT iSCSI 起動ターゲットを削除することはできません。ターゲットはアダプタの静的ターゲットのリストに表示されます。
- ソフトウェア iSCSI アダプタを無効にできません。iBFT 構成が BIOS 内にある場合、ホストは再起動のたびにソフトウェア iSCSI アダプタを再度有効にします。