ストレージ ポリシー コンポーネントは、レプリケーションなど、仮想マシンに提供する必要がある単一のデータ サービスを記述します。コンポーネントを前もって定義し、複数の仮想マシン ストレージ ポリシーに関連付けることができます。コンポーネントは再利用と交換が可能です。

手順

  1. [新規ストレージ ポリシー コンポーネント] ダイアログ ボックスを開きます。
    オプション 説明
    vSphere Web Client の場合
    1. vSphere Web Clientのホームで、[ポリシーおよびプロファイル] > [仮想マシン ストレージ ポリシー] の順にクリックします。
    2. [ストレージ ポリシー コンポーネント] タブをクリックします。
    vSphere Client の場合
    1. [メニュー] > [ポリシーおよびプロファイル] の順にクリックします。
    2. [ポリシーおよびプロファイル] で、[ストレージ ポリシー コンポーネント] をクリックします。
  2. [ストレージ ポリシー コンポーネントの作成] をクリックします。
  3. vCenter Serverインスタンスを選択します。
  4. たとえば「4 時間のレプリケーション」などの名前を入力し、ポリシー コンポーネントの説明を入力します。
    名前がほかのコンポーネントやストレージ ポリシーと競合しないようにしてください。
  5. サービスのカテゴリ([レプリケーション] など)を選択します。
  6. サービス プロバイダを選択します。
  7. 選択したカテゴリのルールを定義します。
    たとえば、4 時間のレプリケーションを設定している場合は、目標復旧時点 (RPO) の値を 4 に設定します。

    I/O フィルタに基づいた暗号化については、[暗号化の前に I/O フィルタを許可] パラメータを設定します。ストレージによって提供される暗号化ではこのパラメータは必要ありません。

    オプション 説明
    False(デフォルト) 暗号化フィルタの前に他の I/O フィルタを使用できません。
    True 暗号化フィルタの前に他の I/O フィルタを使用できます。暗号化の前に、他のフィルタ(レプリケーションなど)でクリア テキスト データを分析できます。
  8. [OK] をクリックします。

結果

新しいコンポーネントがストレージ ポリシー コンポーネントのリストに表示されます。

次のタスク

コンポーネントを仮想マシン ストレージ ポリシーに追加できます。コンポーネントが参照するデータ サービスが I/O フィルタによって提供される場合は、そのコンポーネントをストレージ ポリシーのホスト ベースのルールに追加します。I/O フィルタ以外のエンティティ、たとえばストレージ システムを参照するコンポーネントは、データストア固有のルール セットに追加されます。