多くのイーサネット スイッチには、スイッチの健全性を監視するさまざまな手段が備わっています。
稼働時間の大部分でスループットが最大限に近い状態のポートのあるスイッチでは、最大のパフォーマンスは発揮できません。最大限近くで稼働しているポートが使用中の iSCSI SAN にあれば、負荷を減らしてください。そのポートが ESXi システムや iSCSI ストレージに接続されている場合、手動ロード バランシングを利用することで負荷を軽減できます。
そのポートが複数のスイッチまたはルータ同士を接続している場合、それらのコンポーネント間にリンクを追加して処理量を増やすことも検討してください。イーサネット スイッチは通常、転送エラー、キュー状態のパケット、およびドロップされたイーサネット パケットに関する情報も通知します。iSCSI トラフィックで利用しているポートがこのような状態であるとスイッチが頻繁にレポートする場合、iSCSI SAN のパフォーマンスは低くなります。