シン ディスクに対してプロビジョニングされる領域は、コミット領域よりも多いことがあるため、データストアのオーバーサブスクリプションが発生することがあります。このため、データストア上の仮想マシン ディスクに対してプロビジョニングされた容量の合計が、実際の容量よりも多くなる、という結果になります。
通常、シン ディスクを備えているすべての仮想マシンが、プロビジョニングされたデータストア全体の領域を同時に必要とするわけではないため、オーバーサブスクリプションが可能な場合があります。ただし、データストアのオーバーサブスクリプションが発生しないようにするには、プロビジョニングした領域が特定のしきい値に達した場合にユーザーにアラームを通知するよう設定できます。
アラームの設定の詳細については、『vCenter Server およびホストの管理』 ドキュメントを参照してください。
仮想マシンに追加の領域が必要な場合は、先着順にデータストア領域が割り当てられます。データストアの領域が不足している場合、物理ストレージを追加してデータストアを増やすことができます。
VMFS データストア キャパシティの増加 を参照してください。