VMFS データストアは、仮想マシンのファイル、ディレクトリ、シンボリック リンク、RDM 記述子ファイルなどを保持します。また、データストアは、これらのオブジェクトに関するすべてのマッピング情報について、一貫した表示を維持します。このマッピング情報は、メタデータと呼ばれます。
メタデータは、データストアまたは仮想マシンの管理操作を実行するたびに更新されます。メタデータの更新が必要となる操作の例を次に示します。
- 仮想マシンのファイルの作成、拡張、ロック
- ファイルの属性の変更
- 仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ
- VMFS データストアの作成または削除
- VMFS データストアの拡張
- テンプレートの作成
- テンプレートからの仮想マシンのデプロイ
- vMotion での仮想マシンの移行
共有ストレージ環境でメタデータが変更されると、VMFS は特別なロック メカニズムを使用して、データを保護し、メタデータへの書き込みが複数のホストで同時に行われないようにします。