ポインタ ブロック キャッシュの最小サイズと最大サイズを調整できます。
注意: 詳細オプションの変更はサポート外とみなされます。通常、デフォルトの設定で最適な結果になります。詳細オプションの変更は、VMware テクニカル サポートまたはナレッジベースの記事から具体的な手順を確認した場合にのみ行います。
手順
- ホストに移動して参照します。
- [設定] タブをクリックします。
- [システム] メニューの [システムの詳細設定] をクリックします。
- [システムの詳細設定] から適切な項目を選択します。
オプション 説明 VMFS3.MinAddressableSpaceTB VMFS キャッシュでサポートが保証される、開いているすべてのファイルの最小サイズ。 VMFS3.MaxAddressableSpaceTB VMFS キャッシュでサポートされる、削除が開始されるまでの開いているすべてのファイルの最大サイズ。 - [編集] ボタンをクリックして、値を変更します。
- [OK] をクリックします。
例: esxcli コマンドを使用してポインタ ブロック キャッシュを変更
esxcli system settings advanced set -o を使用して、ポインタ ブロック キャッシュのサイズを変更することもできます。次の例では、サイズを 128 TB の最大値に設定する方法について説明します。
- /VMFS3/MaxAddressableSpaceTB の値を 128 TB に変更するには、次のコマンドを入力します。
# esxcli system settings advanced set -i 128 -o /VMFS3/MaxAddressableSpaceTB
- 値が正しく設定されていることを確認するには、このコマンドを入力します。
# esxcli system settings advanced list -o /VMFS3/MaxAddressableSpaceTB