iSCSI LUN から起動するようにホストを構成する前に、ストレージ エリア ネットワークの準備と構成を行います。
注意: SAN から起動する場合、
ESXi をインストールするためにスクリプトによるインストールを使用するときは、誤ってデータが失われないように、特別な手順を実行する必要があります。
手順
- ネットワーク ケーブルを接続します。現在の環境に該当する配線ガイドを参照してください。
- ストレージ システムとサーバ間の IP 接続を確認します。
ストレージ ネットワークのあらゆるルーターまたはスイッチが適切に構成されていることを確認してください。ストレージ システムでは、ホストの iSCSI アダプタに ping が通っている必要があります。
- ストレージ システムを構成します。
- ストレージ システムでホストの起動元となるボリューム (または LUN) を作成します。
- ストレージ システムを構成して、ホストが、割り当てた LUN にアクセスできるようにします。
この手順には、ホストで使用する、IP アドレスによる ACL、iSCSI 名、および CHAP 認証パラメータのアップデートが含まれることがあります。一部のストレージ システムでは、
ESXi ホストにアクセス情報を指定するだけでなく、割り当てた LUN をそのホストに明示的に関連付ける必要もあります。
- LUN がホストで正しく認識されていることを確認します。
- ほかのシステムが構成済みの LUN にアクセスしないことを確認します。
- ホストに割り当てられたターゲットの iSCSI 名と IP アドレスを記録します。
この情報は iSCSI アダプタの構成時に必要です。