VMware Path Selection Plug-in (PSP) は、I/O 要求の物理パスを選択します。
このプラグインは、VMware NMP のサブモジュールです。NMP は、デバイス タイプに基づいて、各論理デバイスのデフォルトの PSP を割り当てます。デフォルトの PSP はオーバーライドできます。詳細については、「パス選択ポリシーの変更」を参照してください。
各 PSP は、対応する Path Selection Plug-In を有効にして適用します。
- VMW_PSP_MRU: 最近の使用 (VMware)
- [最近の使用 (VMware)] ポリシーは、VMW_PSP_MRU によって適用されます。システムの起動時に検出された、使用可能な最初のパスが選択されます。パスが使用できなくなると、ホストは代替パスを選択します。元のパスが使用できるようになっても、ホストは元のパスに戻りません。最近の使用のポリシーでは、優先パスの設定は使用しません。このポリシーは、ほとんどのアクティブ/パッシブ ストレージ デバイスのデフォルトです。
- VMW_PSP_FIXED: 固定 (VMware)
- [固定 (Vmware)] ポリシーは、VMW_PSP_FIXED によって実装されます。このポリシーは、指定された優先パスを使用します。優先パスが割り当てられていない場合、ポリシーは、システムの起動時に検出された使用可能な最初のパスを選択します。優先パスが使用できなくなると、ホストは使用可能な代替パスを選択します。ホストは、定義済みの優先パスが再び使用可能になると、そのパスに戻ります。
- VMW_PSP_RR: ラウンド ロビン (VMware)
- VMW_PSP_RR は、[ラウンド ロビン (Vmware)] ポリシーを有効にします。ラウンド ロビンは、多くのアレイのデフォルト ポリシーです。このポリシーは、設定されたパスを巡回する自動パス選択アルゴリズムを使用します。