ソフトウェア FCoE アダプタを有効にする前に、ホストにインストールされているすべての物理 FCoE NIC に VMkernel ネットワーク アダプタを作成します。
この手順では、単一の FCoE 物理ネットワーク アダプタに vSphere Standard スイッチを介して接続された単一の VMkernel ネットワーク アダプタの作成方法を説明します。ホストに複数のネットワーク アダプタがある場合、またはアダプタに複数のポートがある場合、それぞれの FCoE NIC を別々の標準スイッチに接続します。詳細については、『vSphere のネットワーク』ドキュメントを参照してください。
手順
- ホストに移動します。
- の順にクリックします。
- [VMkernel ネットワーク アダプタ] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [新しい標準スイッチ] を選択して、vSphere Standard スイッチを作成します。
- ジャンボ フレームを有効にするには、[MTU(バイト)] を 2,500 以上の値に変更し、[次へ] をクリックします。
- [アダプタを追加] アイコンをクリックし、FCoE をサポートするネットワーク アダプタ (vmnic#) を選択します。
[アクティブ アダプタ] にアダプタが割り当てられていることを確認します。
- ネットワーク ラベルを入力します。
ネットワーク ラベルは、「FCoE」など、作成する VMkernel アダプタを識別する分かりやすい名前です。
- VLAN ID を指定し、[次へ] をクリックします。
FCoE トラフィックに、分離されたネットワークが必要です。入力する VLAN ID が、ホストで通常のネットワークに対して使用されるものとは異なることを確認します。詳細については、『
vSphere のネットワーク』ドキュメントを参照してください。
- 設定が完了したら情報を確認して、[終了] をクリックします。
結果
これで、ホストにインストールされた物理 FCoE ネットワーク アダプタ用の仮想 VMkernel アダプタが作成されました。
注: FCoE トラフィックの中断を防ぐため、FCoE ネットワークを設定した後は、FCoE ネットワーク アダプタ (vmnic#) を vSphere Standard スイッチから外さないでください。