ゾーニングは、SAN トポロジでのアクセス制御を提供します。ゾーニングは、どの HBA がどのターゲットに接続できるかを定義します。ゾーニングを使用して SAN を構成すると、ゾーン外のデバイスはゾーン内のデバイスから参照できなくなります。
ゾーニングには次の効果があります。
- ホストに提供されるターゲットと LUN の数が減ります。
- ファブリック内のパスを制御し隔離します。
- ESXi 以外のシステムが特定のストレージ システムにアクセスしないようにし、また VMFS データの破壊を予防できます。
- 異なる環境の分離に使用できます (テスト環境と本番環境など)。
ESXi ホストでは、1 イニシエータ ゾーニングまたは 1 ターゲット 1 イニシエータ ゾーニングを使用します。後者のゾーニングを推奨します。制約が多いゾーニングを使用すると、SAN で発生する可能性がある問題や構成エラーを防止できます。
詳細な手順およびゾーニングのベスト プラクティスについては、ストレージ アレイまたはスイッチのベンダーにお問い合わせください。