Update Managerは、ハードウェアの最小要件を満たすあらゆるシステムで動作できます。

Update Managerのハードウェア最小要件は、Update Manager の導入方法によって異なります。Update Managerと同じマシンにデータベースをインストールする場合、メモリ サイズとプロセッサ速度に求められる条件が高くなります。許容可能なパフォーマンスを実現するには、システムがハードウェア最小要件を満たしていることを確認してください。

表 1. ハードウェア最小要件
ハードウェア 要件
プロセッサ 2 個以上の論理コアを持つ Intel または AMD の x86 プロセッサ(それぞれ速度が 2 GHz)
ネットワーク 10/100 Mbps
最良のパフォーマンスを得るには、Update ManagerESXi ホストの間にギガビット接続を使用します。
メモリ 2 GB RAM(Update ManagervCenter Server のマシンが異なる場合)
8GB RAM(Update ManagervCenter Server のマシンが同一の場合)

Update Managerは、SQL Server または Oracle データベースを使用します。Update Managerと共有されるデータベースではなく、vCenter Server 専用のデータベースを使用し、定期的にデータベースをバックアップする必要があります。データベースは、Update Managerと同じコンピュータまたはローカル ネットワーク内のコンピュータに配置することがベスト プラクティスです。

導入の規模によって、Update Managerは、データベースの使用のために 1 か月ごとに最小限の空き容量を必要とします。容量の要件の詳細については、『VMware vSphere Update Manager Sizing Estimator』を参照してください。